春節の花火や爆竹“解禁”へ 習近平政権の意向を反映か 中国
川岸に向かうと、気温は氷点下にもかかわらず大勢の市民が集まっていました。 記者 「すごい煙と炎がですね、ちょっと危ないかもしれないです」 いま、中国で流行っているのは「機関銃型花火」と呼ばれる大筒のタイプだといいます。
市民 「新年って感じがして、とても楽しい」 実はこうした緩和の拡大は、習近平政権の意向も反映しているとみられています。中国の伝統文化を振興し、愛国心を根付かせようという狙いです。 「クリスマスはお祝いしない!」 河南省の学校では、子どもたちが「クリスマス行事を行わない」と宣言していました。中国では、数年前から欧米の文化を排除すべきとして、クリスマスなどの行事を禁止する動きも広がっています。
「私たちの平安を守ったのはサンタではない。中国の軍人たちだ!」 政権の意向も反映した伝統文化“解禁”の動き。今年は賑やかな春節になりそうです。