帰省シーズン前にチャイルドシートの確認を! JAFが正しい使用を呼び掛け 岡山
KSB瀬戸内海放送
子どもを連れて車で移動することが増える年末年始を前に、JAFがチャイルドシートの正しい使用を呼び掛けています。 【写真】チャイルドシート非着用の実験映像 JAF提供
外出が増える年末年始を前にチャイルドシートの正しい使い方を学んでもらおうと、JAF岡山支部は15日まで無料で講習を開いています。(要予約086-250-0373) チャイルドシートを巡っては2023年9月から「安全基準」が厳しくなりました。使用の基準が、これまでの「体重」から「身長」に変わったり、安全性を確認する試験が追加されたりしました。 これに伴ってチャイルドシートは、シートベルトではなく金具で固定するタイプが主流になっているそうです。 (記者リポート) 「シートベルトで止めているときよりも、かなり強く動かしても動かないです」 (JAF岡山支部/建部拓さん) 「金具でガチャンと止まる形になるので、取り付けのミスというのはこれから減っていくのかな」 岡山県警とJAFが2023年6月に県内で行った調査では、1歳から4歳のチャイルドシート使用率は約80%でした。しかし、5歳になると35.1%まで下がり、全国平均を20ポイントほど下回りました。 (JAF岡山支部/建部拓さん) 「大人と同じようにシートベルトを使うには、身長140cm(が必要)。大体小学校4年生くらい。きちんとそこまでは使い続けていただくことで、お子さんの命をしっかり守っていただきたい」 帰省する人が増える年末年始。幼い命を守るためには、おじいちゃん・おばあちゃんの協力も必要です。 (JAF岡山支部/建部拓さん) 「お父さんお母さんが苦労してつけさせたこと(習慣)をですね、『ひざの上に来なさい』とか『きつそうだからかわいそう』としてしまうと、それの味を覚えると『(ベルトを)つけたくない』ということになってしまったら大変なことになります。(着用を)徹底していただきたい」
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