『Garry’s Mod』の精神的続編ゲーム開発プラットフォーム『s&box』Steamストアページ公開―Source 2 採用でVRゲームも制作可能
デベロッパーFacepunch Studiosは、ゲーム開発プラットフォーム『s&box』のSteamストアページを公開しました。 【画像全5枚+映像1本】
ギネスにも登録の『GMod』の精神的続編!開発者プレビューも
本作は、最も好評レビューを得たゲームとしてギネス世界記録に登録されている『Garry’s Mod(GMod)』を手掛けたFacepunch Studiosによる、同作の精神的続編であるゲーム開発プラットフォームです。
『GMod』ではValveの「Source 1」エンジン使われていましたが、本作では「Source 2」エンジンを採用。ゲームを開発・共有・プレイしたり、マルチプレイを試したり、「Source Engine」用マップエディタとして知られる「Hammer Editor」を使用したり、VRゲームも手早く開発できたりといった点が特徴です。
ストアページ掲載の公式ニュースによると、執筆時点で「開発したゲームをエクスポートしたり、Steamやその他の場所で販売したりできるようにしたい」しているほか、「ライセンス料やロイヤリティもかからない」といい、「Valve と協力してライセンスを取得に取り組んでいる」そうです。
また、ゲームの収益化については「あらゆるゲームが□pay to win□を実装し、購入ボタンがあちこちを移動し、誤ってクリックしてしまうような状況にはしたくない」として、「プレイヤーと開発者にとってフェアな選択肢を模索したい」と語られています。
なお、本作にサンドボックスモードを期待する人がいることも認知しており、「それについて考えれば考えるほど、制作するのを正当化するいくつかの新機能を思いついた」といい、□それに対する取り組みが終わるまで本作はリリースしない□旨も明かされました。
『s&box』はSteamでリリース予定です。執筆時点で開発者プレビューの段階にあり、プレビューへの参加方法はSteamニュースをご確認ください。
Game*Spark ケシノ
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