違法チラシ一掃で変わった街の風景…ソウルのある「グルメストリート」犯罪発生件数も減少
【12月06日 KOREA WAVE】ソウル市広津区(クァンジング)の建大入口(コンデイック)駅周辺の「グルメストリート」が装いを一新した。昨年まで違法な風俗店のチラシがあちこちで目立ったが、警察と地元商店主らの協力で劇的に改善したのだ。 広津警察署は2023年3月、地域治安協議体を通じて「グルメストリート」の環境改善に着手。同年6月から地元商店主らとの協議を重ねた結果、売春のチラシをまいていた男性が現行犯逮捕され、印刷業者を含む計5人が検挙された。押収された不法チラシは17万6000枚に上った。 警察はまた「犯罪予防環境デザイン」を活用し、店舗に「防犯カメラ監視中」や「飲酒を理由に犯罪を許さない」といったステッカーを掲示し、犯罪発生の抑止を図った。この結果、地域の112通報件数は前年比で12%減少し、暴力犯罪発生率も19%減少した。 広津警察署は同様の取り組みを他の地域にも拡大する。2024年には近隣の飲食街でも同様のプロジェクトを進める。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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