まるでSF!研究者ら思い描く未来、最先端技術駆使し表現 県科博で特別展(愛媛)
新居浜市大生院の県総合科学博物館で、開館30周年を記念した特別展「未来をつくる 科学とデザインの実験室」が開かれている。デザイナーと研究者が未来を思い描きながら協働で開発した作品や、オリジナルスケッチなど237点を展示している。12月1日まで。 会場には、まるでSF映画の一場面のような作品が並ぶ。最先端のロボットバイクや3Dプリンターを使って作られた不思議な生き物、人間が空を飛ぶための機械、背中に装着するロボットアーム。デザイナーと研究者が最先端の技術を駆使して描いた未来は想像力をかき立て、未来を考えるヒントを与えてくれる。 特別展は、同館名誉館長でデザインエンジニア、東京大特別教授の山中俊治さん(松山市出身)が監修した。2018~20年に世界4都市で27万人を動員した展覧会の展示内容をさらに充実させ、国内では東京に次ぐ開催となる。
愛媛新聞社