全国高校サッカー選手権宮城県大会(東北学院が37年ぶりの優勝)
ミヤギテレビ
第103回全国高校サッカー選手権大会。 宮城県大会の決勝が3日行われ、東北学院が37年ぶり5回目の優勝を決めた。 宮城県大会決勝は2年連続同じカード。38回目の優勝を狙う去年の王者黄色のユニフォーム仙台育英
去年決勝のリベンジへ勝てば37年ぶりの優勝青のユニフォーム東北学院の対戦。
試合は前半から青の東北学院が主導権を握る展開。しかし今大会わずか1失点の仙台育英が立ちはだかりゴールを割らせません。 それでも前半32分… 実況「サイドチェンジ嶺岸がいく」 東北学院11番嶺岸颯人選手の突破から最後に押し込んだのは岡元龍太選手。
前半は東北学院が1点リードで折り返す。後半、追いつきたい仙台育英は一気に3人の選手を交代。同点に追いつこうと攻撃の活性化を図る
しかし、後半33分。前線へのロングボール。相手の連携ミスを逃さず嶺岸選手がゴールに流し込み追加点。2点差となり、東北学院が悲願達成へ一歩近づく。
それでも、県内最多37回の優勝を誇る仙台育英も意地を見せる。何度もゴール前に迫り怒涛の猛攻を見せると、試合終了間際には、途中出場・石川真斗選手が決めてついに1点差。しかし。 実況 「試合終了のホイッスル!」 橋本俊一監督
「お待たせしました。本当にうれしいです。ありがとうございます。」 阿部幹大主将
「先輩たちが見られなかった景色を見せるべく、一年間やってきた。本当にこんなうれしい景色はない。このチャンスを無駄にせず、全国でも東北学院のサッカーを貫きます。」 仙台育英の取材を担当した吉見アナ 「敗れた仙台育英は武器であるセットプレーを、1年以上前から週に一回一時間半以上かけて練習してきたが、一歩及ばなかった。ただ、選手の全国にかける思いはプレーや表情から伝わってきた。」 仙台育英の思いも背負って、東北学院が出場する全国大会は12月28日に開幕。