高橋恭平“恭一”が窮地に追い込まれる…佐々木蔵之介“哲雄”のヤバさ＜マイホームヒーロー＞
佐々木蔵之介が主演を務めるドラマ「マイホームヒーロー」(MBS：毎週火曜夜0:59-1:29、TBS：毎週火曜夜1:28-1:58／ディズニープラスにて配信)の第8話が12月5日に放送された。哲雄(佐々木)の人生最後になるかもしれない日がついにやってきた。絶対に負けられない戦いで、哲雄は恭一(高橋恭平)を巻き込んだ作戦を決行した。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】恭一(高橋恭平)の手料理で“最後の晩餐”をする哲雄(佐々木蔵之介) ■哲雄が人生を賭けた運命の日を迎える 同ドラマは、2017年より「ヤングマガジン」(講談社)で連載中の同名コミックを実写化したノンストップファミリーサスペンス。 ある日、娘を守るために、その彼氏を殺して“殺人犯”になった平凡なサラリーマン・鳥栖哲雄(佐々木)が、推理小説で培った持ち前の知識と家族愛を武器に冷徹で残忍な闇社会の犯罪組織と闘っていく姿を描く。2024年3月8日(金)には映画の公開も予定されている。 哲雄が殺した男と同じ半グレ集団に属する間島恭一を高橋恭平(なにわ男子)、哲雄の妻・歌仙を木村多江、娘・零花を齋藤飛鳥が演じる。 哲雄が娘の彼氏・延人(内藤秀一郎)を殺して1週間。第8話は、ついに延人を探す期限の日を迎えた。組織は延人が見つからなかったら哲雄を犯人に仕立て上げようとしており、一方、恭一は哲雄を疑い続けていた。人生最後の日になるかもしれない緊迫の状況。哲雄は何としても家族を守るため、最後の作戦を実行する。 ■恭一の金庫に隠されていたもの… 組織のアジトで待機させられる哲雄。そんなとき、組織のメンバーたちの元に1本のメールが届いた。1年前に延人と恭一が共謀して組織の金を奪い、その金を独占する目的で恭一が延人を狙ったと示唆する内容だった。 それは、哲雄が隙をついて歌仙に連絡し、送信を依頼したもの。さらに哲雄は、恭一と対立する竹田(淵上泰史)にダメ押しのうそを吹き込んだ。 組織のメンバーたちは、手分けして延人と恭一の部屋を調べることに。すると延人の部屋で大金が見つかり、組織にあったはずのお札と記番号が一致。恭一の部屋の金庫にあった金の記番号は一致しなかったが、金庫の奥に紙袋が隠されていた。 その中に入っていたのは、タブレットと延人の遺骨。哲雄が“証拠セット”として、恭一に罪をかぶせるために用意していたものだ。おそらくこれも哲雄が歌仙に隠すよう託したのだろう。 ■哲雄のすご過ぎる覚悟で恭一が窮地へ 組織のメンバーに押さえつけられながら、「お前が仕組んだのか！」と哲雄に向かって叫ぶ恭一。 だが、哲雄はしらを切り通し、竹田に「全部忘れろ」と解放された。帰り際、哲雄が心の中で思っていたことは、恭一が1人で戦い、自分は歌仙と戦っていた違い。「だから僕たちは勝てたんだ」と。 絶対負けられない戦いゆえ、少しのミスも許されない。哲雄の覚悟は相当なものだが、犯罪をものともしない者たちを前に、眉一つ動かすことなく、しらを切り通せる強心臓ぶり。また運命の日前夜、恭一に“最後の晩餐”を提案してオムライスを作ってもらいながらの仕打ちに、ゾクリとする。そんな鬼気迫る様子、すごみを演じきった佐々木に脱帽だ。 哲雄はこのまま逃げ切れるのか、それとも窮地に追い込まれた恭一の逆襲があるのか目が離せない。SNSには「哲雄さん怖いよ…」「哲雄の生き方って正しいのかだんだんわからなくなる…」「哲雄強い」「哲雄の方が上手か…」「恭一がかわいそう」「恭一のことを思うと心が痛い」といった言葉が並んだ。 ◆文＝ザテレビジョンドラマ部
