武田梨奈「ワカコ酒」は「私の代表作」目標はSeason10&海外ロケ&映画化
武田梨奈(33)が6日、都内のテレビ東京本社で行われたBSテレ東ドラマ「ワカコ酒 Season8」(8日スタート、水曜深夜0時)記者会見で、悲願の海外ロケを熱望した。また、テレビ東京のグルメドラマ路線の“先輩”松重豊(61)主演の「孤独のグルメ」の初の映画「劇映画 孤独のグルメ」が10日に公開されるが? と聞かれると「映画化を目指したい気持ちもあります」とも口にした。 「ワカコ酒」は、11年から「月刊コミックゼノン」(徳間書店)で連載中の新久千映氏の漫画を原作に、15年にBSジャパン初の連ドラとして実写化。武田演じる酒と料理が大好きで、1人飲みをしては妄想をめぐらせるワカコの日常を描く。うまい酒とさかなを口にすると感動で「ぷしゅー」と吐息を漏らすワカコが人気を集めた。同7月にはアニメ化され、韓国でも「私に乾杯~ヨジュの酒」のタイトルでドラマ化され同12月から放送。19年1月期放送のSeason4から、4Kで制作、放送されている。 第1夜放送日の8日で、初回放送から、ちょうど10年目を迎える。武田は「私の代表作を届けられること、うれしく思います。8度目…スペシャルを入れて9度、ワカコを演じさせていただいて10年って、あっという間だと思います。いろいろな作品、出会いがあったのでワカコと成長させていただきました」と感慨を口にした。「10年…濃かったので。1の時、飲めない人間だったので、ここまで飲める人間になると思わなかった。大人になるのって、こんなに楽しいと教えてもらった」と演じたワカコにも感謝した。 武田は映画へのこだわりが強く、俳優人生をささげて映画と向き合ってきた。22年には、吉村界人(31)と共同で企画・主演を務めた映画「ジャパニーズ スタイル」(アベラヒデノブ監督)を公開している。「Season10までは続けたい」と今後の目標を口にすると、質疑応答で「『孤独のグルメ』もSeason10の後に『劇映画 孤独のグルメ』と映画化。同じように映画化したいか?」と質問が出た。武田は「希望としては…映画化目指したい気持ちはありますし」と明言。今季から参加した川村庄子プロデューサーが「孤独のグルメ」に関わっていたことを明かし「川村さんは『孤独のグルメ』をやられていた方。アドバイスを受け、この先も続け、いろいろな方に届けられるよう、次、こういうことをしたいとか話しています」と自ら企画提案していることも明かした。