『光る君へ』乙丸役・矢部太郎「まひろ様は僕にとってお姫様」【君かたり】
大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、乙丸を演じる矢部太郎の声を紹介する。 【写真】NHK大丈夫?本郷奏多×井上咲楽の”緊縛プレイ”シーン ――乙丸について まひろさんにお仕えする従者でおうちの状況が厳しくて働いている人がたくさん離れちゃうときも、乙丸さんだけ残るんですよね。ずっと働いているから忠義心というか、そういうお仕えする気持ちが強い方なんじゃないかなと思いますね。 あとまひろさんを思う気持ちもとても強い従者なんじゃないかなと思います。まひろ様は僕にとってお姫様なので、僕が守らなきゃという気持ちがありますね。だけどちょっと不器用でうまくできなかったり、まひろさんを守れなかったりするんじゃないかなと。だからもうとにかく真剣に真面目にまひろさんのために尽くしている乙丸さんというところを意識しております。 ――まひろと藤原道長の関係について まひろ様を小さい頃を知ってますのでちょっと複雑な気持ちはあると思うんですよね(笑)、「あ、まひろ様が…」みたいな。だからちょっと直視しないというか、ピントぼやかせて見ているみたいな音声も入ってこないようにしてみたいな(笑)。なんかしゃべっているけど、あんまり見えていない感じで見ておりますね。あんまり直で受け止めないっていう。何重にもオブラートを挟んでそっと見ているっていう感じですかね。 ――百舌彦について 同じ従者っていうことで、でもなんか上ですもんね。向こうの方がちょっと…だいぶ位が高いので僕はあれですけれども、向こうはちょっと見下している感があるんじゃないかなと思いますね(笑)。なんか僕の前だけで百舌彦さんがなんかほかで見せない百舌彦を見せてきたりするから(笑)。「絶対これ道長様にはやってないだろ」っていう感じのを僕の前で見せてくるので、ちょっと下に見てるなっていうのはありますね。服とかも同じ感じですけど、よく見ると向こうのほうが素材よかったりするから従者的には(百舌彦のほうが)レベル上なんだと思います。