「世界のニセコ」"スノボのバックカントリー"事故相次ぐ―いずれも外国人観光客 立ち木に衝突→イギリス国籍の男性骨折×中国国籍の女性ケガ 北海道倶知安町
北海道倶知安町のニセコアンヌプリで2月21日、外国人スノーボーダーによるバックカントリーでの負傷事故が2件相次ぎ、2人がケガをしました。 2月21日午前11時20分ごろ、イギリス国籍の家族3人がスノーボードで滑走中、大工の男性(20)が立ち木に突っ込みました。 現場はスキー場の管理区域外の急斜面。男性の兄が消防に通報し、駆け付けたスキー場のパトロール隊に救助されました。 男性は大腿骨を折る重傷です。 当時雪が降っていて、3人は午前8時30分ごろからスキー場で滑り始め、その後、管理区域外に出て山中を滑走しました。 同日午後0時40分ごろには、中国国籍の女性(35)がスキー場の管理区域外を、友人6人とスノーボードで滑走中に立ち木に衝突。パトロール隊に救助され、首に軽いケガをしました。 2人はニセコアンヌプリ周辺の異なるスキー場からいずれもバックカントリーに出て負傷したということです。 北海道警倶知安署管内では1月、2019年シーズン以降最多の月間6件の山岳遭難が起きていて、遭難者6人は全員外国人でした。 2月に入っても外国人観光客のバックカントリーによる遭難事故が相次いでいます。
UHB 北海道文化放送
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