「ベテランか若手しかいない」テレビ東京で4年間で7人も女子アナの退社が相次いだ「深刻なウラ事情」
テレビ東京の女子アナウンサーの〝退社ラッシュ〟が続いている。 バラエティー番組『ゴッドタン』や『シナぷしゅ』に出演していた松丸友紀アナウンサー(42)が6月末で退社する意思を固め、7月以降はフリーアナウンサーとして活動するプランを立てていることが、2月に報じられた。 【画像】シースルーのインナーが…!森香澄アナのセクシーすぎるMC姿…! また、同月、『ウイニング競馬』の司会や『出没!アド街ック天国』のアシスタントを務めていた、須黒清華アナウンサー(39)も6月末に退社し、その後はフリーアナウンサーとして活動することが報じられている。2人は退社が近づいてから正式発表があるとみられる。 そして、’16年に同局に入社し、同年からお笑いコンビ・さまぁ~ずの冠バラエティー番組『モヤモヤさまぁ~ず2』の3代目アシスタントを務めた、福田典子アナ(33)が3月9日に自身のインスタグラムを更新し同月末での退社を発表。同日放送の同番組にゲスト出演し、医療系ベンチャー企業の広報に転職し、今後はフリーアナ兼広報として働くことを明かしていた。 「テレ東のアナウンサーは男女ともに〝退社ラッシュ〟ですが、とくに’20年の春以降は女子アナの退社が目立ちます。’20年3月に鷲見玲奈アナ(33)、’21年5月に森本智子アナ(46)、6月に秋元玲奈アナ(38)、昨年3月に森香澄アナ(28)が退社。そして、今年のこの時点で3人の退社が確定しています。 4年で7人の退社というハイペース、もともと、毎年女子アナを採用していたわけでなかったこともあり、これで、’09年入社の狩野恵里アナ(37)の下の世代の後輩は’16年入社の片渕茜(30)アナ以降の入社しかいません。つまり、ベテランか若手しか残っていないという、テレビ局として異常事態です」(放送担当記者) 退社組のうち、鷲見アナと森アナはタレントとして活躍し、大いにその能力を発揮している。そうなると、2人以外に辞めたアナウンサーに関しても、テレ東がうまく使いこなせなかったことが退社の一因ではないかと思えてしまう。 「歴代のテレ東の社長は日経新聞出身で、在京キー局で唯一プロパー社員が社長に就任したことがなく、実質、日経の〝支配下〟にあります。局内で長らく頂点に君臨する番組は、5月から相内優香アナ(38)が新キャスターに就任する『ワールドビジネスサテライト』です。 そのキャスターの座に就く以外はほとんど〝花形番組〟がなく、女子アナたちのモチベーションが上がりません。バラエティー番組でいくらがんばっても局の上層部からは評価されないのが現状なのです」(同前) テレ東ではもともと、他局に加えて人員・予算が不足していて制作サイドは頭を使わなければならなかった。そのため、『ゴッドタン』、『ウレロ☆シリーズ』、『あちこちオードリー』など民放キー局を脅かすような企画が生まれたともいわれているのだが、そんな番組を手掛けた、現在はフリーのプロデューサー・タレントとして活躍する佐久間宣行氏(48)のような優秀な社員も退社してしまっている。 「予算も人員も削られ、さらに日経の意向でスポンサー各社に対する忖度や、安全な番組作りなどを念頭に置かなければならないため、年々、番組作りの自由度は低下しています。そうなると、女子アナたちの活躍する場がもっと少なくなりそうで、まだまだ退社が相次ぐのではないでしょうか」(テレ東関係者) 「社員としてのキャリアを積むよりも、フリーで幅広く活躍し続けたい」と、アナウンサーがフリーへの道を選ぶケースは増えているが、テレ東ではそれがより顕著になっているのかもしれない。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://twitter.com/FRIDAY_twit
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