朗希のMLB挑戦にロッテ同期の佐藤都志也がエール 「大谷さんだけじゃなくて朗希も歴史作る投手に」
ロッテは9日、佐々木朗希投手(23)について、ポスティングによる米国メジャー・リーグ・ベースボール(MLB)球団への移籍に向けた手続きを開始することを発表した。海外FA権を持たない選手が大リーグ移籍するための制度で、申請手続き後に全30球団に告示され、入団交渉が可能になる。 野球日本代表「侍ジャパン」の一員として、「ラグザス presents 第3回 WBSCプレミア12」に臨むロッテの同僚、佐藤都志也捕手は、9日の強化試合・チェコ戦前に報道陣の質問に答えた。 19年ドラフトの同期でもある佐藤は「オフからそう話をしていたので、同期っていうところでみんな応援していますし、チームとしてはやっぱ痛いんすけど、本人がずっと夢を追ってきて、一緒にやっていきた。そういった意味では全然、通用すると思う。活躍してほしい」と語った。 「ミットがボロボロになりますね。もう紐もすぐ切れちゃうんで、試合中に切れることもありました。それだけ威力のある真っすぐでした」と語り、思い出として「初勝利だったと思うんですけど、10勝目した時、CSもそうですけど、2人で一緒に話し合いながらやってきたシーズンだったかと思っているので。今まではどっちかっていうと基本的に朗希に任せていたけど、2人で話しあって会話をしてシナリオができて抑えられた試合が結構あった。そういう意味では一つ一つの試合で課題と反省を出していきながら少しでも良くなるようにと思ってやってきた。そういう意味では10勝目ですね」と語った。 「(同期は)全員仲いいので、そういった意味ではどっかのタイミングでもう1回全員でご飯でも行ければ」と話し「すごいですよね。今までずっとテレビでみんなでメジャーの試合とか見てましたけど、そこに朗希が立っているのを見るのも凄い楽しみですし、これからもっともっと、大谷さんだけじゃなくて朗希も歴史を作ってくれるようなピッチャーになってくれることを願っています」とエールを送った。