「大麻グミ」元社長を逮捕 指定薬物、倉庫に保管疑い
食べた人の健康被害が相次いだ大麻由来成分を含むグミを製造販売していた会社の元社長の男を、厚生労働省近畿厚生局麻薬取締部は26日までに、指定薬物の大麻類似成分HHC(ヘキサヒドロカンナビノール)を含む固形物を会社倉庫に保管したとして、医薬品医療機器法違反(指定薬物所持)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。 逮捕容疑は2023年11月、会社倉庫でHHCを含む固形物を所持した疑い。 厚労省によると、HHCは摂取すると意識障害や嘔吐などの症状が出るとされる。同省が22年3月、同法に基づいて指定薬物に追加しており、所持や販売が禁止された。