“発火”の実験ショーでアクリル製の筒が“破裂”、小学生含む4人けが…科学館が会見して原因など説明、燃えやすい素材の量を誤る 北海道旭川市
北海道旭川市の科学館で、20日午後の実験ショーの最中、アクリル製の筒が破裂し、観覧していた小学生を含む4人がけがをしていたことがわかりました。科学館は23日午前、会見し、当時の状況を説明しました。 事故があったのは、旭川市科学館1階のサイエンスシアターです。
科学館によりますと、20日午後1時45分ごろ、アクリル製の筒の中にティッシュペーパーを入れ、中の温度を上昇させて発火させる「圧縮発火実験」が上手くいきませんでした。
このため、2回目の実験で、燃えやすいフラッシュコットンを入れましたが、量が多すぎて過度な発火を招き、筒が破裂したということです。
当時、54人が観覧、このうち4人に飛び散った破片が当たって出血するなどし、小学生を含む2人が病院で手当てを受けました。4人とも軽傷です。
この事故を受けて旭川市科学館は、安全が確認されるまで、火を扱う全ての実験ショーを取り止める措置をとりました。
北海道放送(株)
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