SBI証券、ついに使いやすくなる。7月6日のサイトリニューアルを皮切りに、各種サービスのUI/UX向上を予定
2025年にかけて続々リニューアル予定
今回のSBI証券の発表には、まだ続きがある。その他、WEBサイトの各機能やいくつかのアプリのリニューアルも、立て続けに実施していく予定というのだ。 テキストで一覧表にすると、次のようになる。 日程 内容 2024年7月6日(土) WEBサイトトップページ等のデザイン変更およびマルチデバイス対応 2024年7月(予定) 投資信託取引サイト リニューアル 2024年9月(予定) 債券取引サイト リニューアル 2024年9月(予定) 「SBI証券 株アプリ」「SBI証券 米国株アプリ」取引機能の統合 2024年12月(予定) WEBサイトナビゲーションメニューリニューアル 2024年12月(予定) 外貨入出画面 リニューアル 2024年~2025年(予定) 「かんたん積立アプリ」リニューアル ウェブサイトのリニューアルは、もちろんユーザーにとってありがたい変化といえる。しかし、新NISAが運用開始され、初心者の流入も桁違いに増えたいま、より求められているのは快適なアプリ体験だ。 SBI証券は手数料の安さ・取扱商品の豊富さから、トップクラスの人気を誇る。そんな「ネット証券の雄」といえども、新参のスマホ証券たちが提供するサービスのUI/UXには及ばないところが多々あった。 ヘビーユーザーには気にならない点も、ビギナーには大きな障害となる。今回の発表および今後予定されている一連の施策によって、それらが解消されたなら、SBI証券にとってより大きなアドバンテージとなりそうだ。
長田 真