Sareeeが昨年5月に敗れた橋本千紘にリベンジ。「あんたがいたから私は強くなれた」【Sareee-ISM】
元WWE戦士で現在、SEAdLINNNGのBEYOND THE SEA SINGLE王座に君臨するSareeeのプロデュースによる「Sareee-ISM~Chapter Ⅲ~」が1月16日、東京・新宿FACEで開催され、メインイベントでSareeeが橋本千紘(センダイガールズ)と対戦した。試合はSareeeが必殺のリストクラッチ式裏投げで3カウントを奪い、宿敵から勝利を収めた。 Sareeeは2022年までWWEで活躍し昨年3月の契約満了に伴い日本マットに復帰。5月に「Sareee-ISM Chapter One」を開催し、20分を超える激闘を繰り広げた末に橋本に敗れ、今回はそのリベンジマッチだった。 橋本に敗れた後、さまざまな団体に出場し徐々に本来の動きを取り戻していったSareeeは「Sareee-ISM ~Chapter Ⅱ~」(8月4日、東京・新宿FACE)ではKAIRIと元WWEタッグを結成し、中島安里紗&彩羽匠組と対戦。同25日にSEAdLINNNGの後楽園ホール大会で中島の持つ「BEYOND THE SEA SINGLE王座」に挑戦することが決まっていたことから前哨戦ともなったこの試合でSareeeは変形裏投げで中島から直接3カウントを奪い勝利を収めると、その勢いを駆ってタイトル戦でも勝利を収め、王座戴冠を果たした。
11月に行われたカード発表会見では橋本へのリベンジを「やり残したこと」と位置づけ「SEAdLINNNGの王者にもなったし、5月の復帰したばかりとはコンディションも全然違う。今のSareeeは橋本千紘に劣っているところは一つもない。5月に橋本千紘にシングルで差をつけられて負けたことがずっとモヤモヤしているし、すっきりしないので次のステージに進むためにも、ここはライバルである橋本千紘に勝って、来年はSareeeの年にして、もっともっともっと女子プロレス界を盛り上げていきたい」とリベンジに自信を見せた。また11月5日に行われたセンダイガールズ(仙女)の後楽園ホール大会で橋本に「お前はただのカワイイ女子プロレスラーだ」と言われたことに関しても怒りをあらわにしていた。 試合はSareeeと橋本の意地と意地がぶつかり合う展開に。パワーで勝る橋本の強烈な絞め技にSareeeがせき込む場面も。そんな中でもSareeeはファイヤーマンズキャリーの体勢に担ぎ上げられたところから卍固めで切り返すなどハイレベルな攻防を展開。場外戦ではSareeeがパワーボム、机上からのフットスタンプを見舞うが、橋本がスピアーで客席にSareeeを叩きつけるなど一進一退の攻防。リングに戻るとパワーボムの体勢に抱え上げた橋本に、こらえたSareeeがヘッドバットを乱れ打ち。ダウンした橋本に頭突きを放ち続ける狂乱ファイトにレフェリーが引き離す。
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