ヤクルト小川泰弘「打席の中でも精一杯やりたい」 7回には絶妙スクイズ 今季初勝利で同学年の中村悠平に感謝
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト8-2阪神(26日、甲子園) 今季1軍初登板となったヤクルトの小川泰弘投手が、投打で輝きを放ちました。 【画像】セットアッパーの清水昇が抹消 1回2失点で悔しそうにベンチに戻る 立ち上がりから3回まで1人のランナーも出さない完全投球。「とにかくバッター1人1人に強気で向かっていくことと、テンポ良く、チームに流れを持ってこられるように」と7回93球2失点で7連勝中の阪神打線相手に好投します。 2回には小川投手をリードするキャッチャーの中村悠平選手が先制の一打。「本当に勇気づけられる点だった。それに乗っていけた」と話し、「しっかりリードしてくれて、自分の良さが出せたと思います」と同学年33歳の相方に感謝を込めました。 さらに、打席では押し出しの四球と絶妙なセーフティスクイズで2打点をマーク。「バントはしっかりやりたいと思っていますし、打席の中でも自分ができることを精一杯やりたいと思っていました」と振り返りました。 チームは連勝を飾りましたが、借金「3」の最下位の位置。ケガで出遅れた右腕は「今年はチームとしてしっかりヤり返せるように頑張っていきたい。一戦一戦大切に、チームが浮上していけるように」と、リーグ最下位からの巻き返しを誓いました。