台湾地震「72時間の壁」が迫る 懸命の捜索を8bitNewsが現地リポート
ニュースメディア「8bitNews」が、台湾東部沖で発生したマグニチュード7.2の地震が発生してから3日目「発生から72時間」が迫る中で続く懸命の捜索活動を取材。公式YouTubeでリポートした。 【写真】息子家族を探す女性が見せてくれたSNSには発生当日に渓谷の遊歩道を歩く一家の姿が 「8bitNews」はジャーナリストの堀潤氏が主宰するニュースメディア。今回の動画では、8bitNewsメンバーでジャーナリストの構ニ葵氏が発生3日目、生存率が急激に下がるとされる「発生から72時間」が迫るなかで懸命に続けられる捜索活動を取材。 発生2日目朝8時30分の時点で推定633人が救助を待っている状態という太魯閣(たろこ)地区へ向かった構氏。 対策本部には、行方不明の家族や知人を案じる人々が詰めかけていた。地震が発生した3日に、太魯閣渓谷へハイキングへ出かけた息子家族5人と連絡が取れないという女性。 SNSには息子家族が太魯閣の遊歩道を歩く姿が残されており現在はメールも電話も通じないという。 やがて救助された人々がバスで対策本部へ到着。涙を流して再会を喜ぶ人々。 一方、遺体も2体発見されたという知らせが。先ほどの一家はまだ見つからず、親戚の男性は「雨が降るとさらに捜索が難しくなるのでは」と顔を曇らせる。 連絡が取れなくなっている人の多くが太魯閣地区で被災した人とみられており、悪天候の中、捜索救助活動が続けられているという。