ダウンタウン・松本人志、名誉棄損訴訟の訴え取り下げへ
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)の週刊誌の記事を巡る裁判で、松本側が訴えを取り下げる方針であることが分かった。 松本は、「週刊文春」に掲載された、女性に性的な行為を強要したとする記事で名誉を毀損されたとして、発行元の文藝春秋などに対し5億5000万円の損害賠償や記事の訂正による名誉回復を求める裁判を起こしている。 11日に非公開の審理が行われる予定だが、関係者への取材で今日8日にも松本側が訴えを取り下げる方針で文藝春秋側と合意したことが分かった。 これまでに文藝春秋側は女性への謝罪を求めており、取り下げにあたって松本側が女性側に謝罪するという。 昨年12月27日発売の「週刊文春」は、松本に飲み会で性的な行為を誘導されたとする女性の証言を複数回にわたって掲載した。 松本は今年1月、週刊誌の記事を巡り、発行元の文藝春秋などに損害賠償を求めて裁判を起こした。松本側は「これまでの人生でいかなる女性に対しても同意を得ることなく性的行為を強制したことなど一切ない」とした上で、「記事に記載された女性の特定が不可欠」などと主張。また、裁判に注力したいとして休業を発表していた。 提訴を受けて、「文藝春秋」側は「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって委縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」とコメントしていた。 ※写真は資料
テレビ朝日