「クレオの夏休み」予告解禁、ナレーターは前田敦子「たくさんの愛が詰まっている」
フランス映画「クレオの夏休み」の予告編が解禁された。 本作の主人公は、父親とパリで暮らす6歳の少女クレオ。彼女はナニー(乳母)のグロリアが大好きだ。本当の母娘のように思い合っていた2人だったが、ある日、グロリアは遠く離れた故郷の島国カーボベルデへ帰ることになる。突然の別れに戸惑うクレオを、グロリアは自身の家に招待。そして夏休み、クレオはグロリアと再会できる喜びを胸に1人で海を渡る。ルイーズ・モーロワ=パンザニがクレオ、イルサ・モレノ・ゼーゴがグロリアを演じた。 【動画】「クレオの夏休み」予告編 前田敦子がナレーションを担当した予告編には、2人が仲むつまじく過ごす様子や、その擬似親子的な関係がグロリアの実子たちとのあつれきを生んでいく様子が収められている。 1児の母である前田は「クレオの感情の冒険をグロリアの無償の愛が包み込み温かい時間が流れていく。たくさんの愛が詰まっていてとても幸せな気持ちになれました。こんな素敵な作品に出会えて幸せです」とコメント。そして「静かだけど温かい、嘘がない作り手の愛情が伝わってくるこの世界観に、ぜひ映画館で浸ってほしいです。一人で観ても心地よい作品なので、この予告編を観て映画館に来てもらえたらうれしいです」と本作を推薦した。 マリー・アマシュケリの長編単独監督デビュー作「クレオの夏休み」は7月12日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で公開される。 (c)2023 LILIES FILMS