湯川村のふるさと納税は受付停止(福島)
福島放送
コメの返礼品が人気で、例年ふるさと納税の寄付額が1億円を超える湯川村。コメの価格高騰により思わぬ影響がありました。 湯川村総務課長の真壁敦さんは「5月から湯川村では、ふるさと納税の応募をさせていただき、12月末まで予定していましたが、今回コメの高騰により、現在中止している状況です。」と話します。 2024年の夏は、全国的にコメが品薄になったこともあり、新たに寄付をする人も増えていました。 しかし、ふるさと納税の返礼品は、国の基準で、寄付額の3割以下という決まりがあります。 湯川村は、1万4000円の寄付額で10㎏のコメを送る予定でしたが、コメの価格が高騰し、返礼品の価格が基準を超えてしまう事態に。 真壁さんによると「今回、その対応として、7㎏のコメを、数量を減らして、お送りするか、あるいは、今回寄付していただいた寄付金の全額を返還するという、二つの選択肢を作りました。」ということです。 今のところ、数量を減らして送って欲しいという人が多いということです。 村は再発防止策として2025年度から、コメの価格が決まる9月から10月頃に、ふるさと納税の寄付を募ることを検討しています。