パワーウェイトレシオはクラストップの2.39kg/ps! 大パワー×軽量ボディから生まれるマクラーレンGTSの圧倒的ドライビング・ダイナミクス
カーボンファイバー製モノコックシャシーをベースに635馬力の4.0リッターV8ツインターボ・エンジンを搭載!
新型マクラーレンGTSは、カーボン・ファイバー製モノコック・シャシーの「モノセルII-T」で構成されており、ミッド・エンジンのマクラーレン・スーパーカーに求められる強度、超軽量構造、剛性を誇る。GTSの構造部には多くの軽量化ソリューションが施されており、クラスでは最軽量となるわずか1,520kgの車重で、パワーウェイトレシオはセグメントトップの418PS/tを誇る。 搭載される4.0リッターM840TE型V8ツインターボ・エンジンの最高出力は、635PS/7,500rpmにまで引き上げられている。15PSの向上をもたらしたクランクシャフトのトルク増大は、よりアグレッシブな燃焼行程と点火タイミングの改良で実現された。GTSはローンチコントロール機能を標準で装備し、これを稼動させると、0-100km/h加速はわずか3.2秒、0-200km/h加速は8.9秒で達成する。最高速度は326km/hという圧倒的記録を誇る。 駆動系には7速SSGトランスミッションを搭載し、始動時のデフォルトであるコンフォート・モードでは、滑らかでシームレスかつ素早い変速が可能で、リラックスしながら軽快な加速を実現している。また、ドライバーモードとしてスポーツとトラックの2つがあり、アクティブ・ダイナミクス・パネルから選択することができる。スポーツ・モードはドラマチックな緊迫感を高め、瞬間的なイグニッションカット技術によって、いっそう速くアグレッシブな変速を実現。トラック・モードはこれをさらに一段階高め、ギアボックスのパフォーマンスを最大化しつつ、シフト間のトルク・ロスを最小限に抑える。いずれのモードでもステアリングホイールのパドルシフトでMT変速が可能だ。
圧倒的なスポーツ走行と快適な街乗りを両立させる足回り装備
電動油圧式ステアリングシステムのチューニングや、プロアクティブ・ダンピング・コントロール搭載のアダプティブ・ダンピングを標準装備するサスペンション、強力なカーボン・セラミック・ブレーキシステムは、すべてGTS固有のものである。軽量なアルミニウム製ダブル・ウィッシュボーン式サスペンションには、Monroe(モンロー)製の連続可変ツインバルブ式油圧ダンパーが装備されている。マクラーレンの可変ダンパー技術であるプロアクティブ・ダンピング・コントロールを搭載し、コンフォート、スポーツ、トラックという3種類のアクティブ・ダイナミクス・モードによって、サスペンション特性を変化させることができる。 GTSはスポーツ走行に限らず、都心部の環境での快適な走行も重視されている。前方の視界も良好で、また広々としたガラスのテールゲートや、ガラス張りのCピラー、大型のリア・クォーターウィンドウにより、後方視界も良好だ。アンダーボディのクリアランスは、車両リフト機能によって110mmから130mmに拡大することができる。GTSの車両リフトシステムが強化された結果わずか4秒でノーズを昇降でき、2倍以上のスピードアップを果たしている。 McLaren GTSのブレーキディスクは、フロントが390mm、リアが380mmで、すべてカーボン・セラミック製。ブレーキシステムには、6ピストンの軽量なアルミニウム製キャリパー(リアは4ピストン)を備え、驚異的なフィールとパフォーマンスを実現。100km/h(62mph)からわずか32mで停止する制動力を誇る。
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