「周りを見る力がついた」高知海洋高校の『土佐海援丸』帰港 生徒13人が約2か月間の国際航海終える
テレビ高知
高知海洋高校の実習船「土佐海援丸」がおよそ2か月間の国際航海を経て高知港に帰港しました。 【写真を見る】「周りを見る力がついた」高知海洋高校の『土佐海援丸』帰港 生徒13人が約2か月間の国際航海終える 2024年9月5日に高知を出港した「土佐海援丸」。乗船した13人の生徒たちは日本からおよそ2500キロ離れた太平洋でマグロのはえ縄実習を行い、台湾に寄港した後、31日に下船しました。 実習での水揚げ量はメバチマグロやキハダマグロなど114匹、1.62トンで、海水温の上昇や台風の影響で例年に比べ少なくなりました。およそ2か月間の国際航海を経験した生徒たちはメンタル面で成長できたようです。 (高知海洋高校2年 高橋亜友斗さん) 「周りを見る力とか、仲間と協力して助け合う力などが、高知出港前よりもついたと思います」 (高知海洋高校2年 岩里颯真さん) 「海って広いなと思いました」 (岩里颯真さんの母) 「すごくうれしいです。安心しました。内面も、息子のことなので成長していると思います」 (高知海洋高校2年 岩里颯真さん) 「きょうは焼き肉を食べに行きたいです」 (高知海洋高校機関コース 武中徹士 教諭) 「経験を積むということで、本当に自分たちで考えて行動することができるようになったと思います」 水揚げされたマグロなどは、11月10日(日)の文化祭で訪れた人たちに販売される予定です。
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