年末にかけて数日おきに気温低下 19日頃と23日頃は真冬の寒さ 2週間天気
この先は年末にかけて数日おきに寒気が南下し、その度に気温が低下する見込みです。19日(木)頃と23日(月)頃に気温が低くなる所が多く、真冬並みの寒さとなる所があるでしょう。北海道や本州の日本海側では雪が降る所も多く、凍える寒さとなりそうです。積雪や路面凍結に加え、水道管の凍結にも注意が必要です。
今日17日は師走らしい寒さ
今日17日(火)も西高東低の冬型の気圧配置が続いているため、日本海側には寒気に伴う雲がかかり、太平洋側では晴れている所が多くなっています。午後2時現在の気温は、東京都心で12.9℃、大阪で12.0℃、福岡は10.8℃で、おおむねこの時季らしい気温となっています。一方、札幌はマイナス3.1℃で真冬のような寒さとなっています。
18日~24日 強い寒気が2回南下
明日18日(水)からの一週間は、強い寒気の南下するタイミングが2回ある見込みです。 1回目は、明日18日(水)から西回りで寒気が南下してくるため福岡では一足早く気温が低下し、その他の西日本や東日本は19日(木)に気温が低下するでしょう。東京都心では、19日(木)は最高気温が前日より5℃も下がって、真冬並みの寒さとなる見込みです。 2回目に気温が低下するのが、23日(月)の見込みです。東京都心で最高気温10℃、最低気温2℃になるなど、全国的に真冬並みの寒さとなる所が多いでしょう。21日(土)前後に若干寒さが緩む地域もありますが、ホッとできる期間は短いため、寒さで体調を崩さないようお気をつけください。 一方、北日本は強い寒気が居座るため、寒さが緩む所は少なく、最低気温が0℃未満の冬日や最高気温が0℃未満の真冬日になる所が多い見込みです。雪が降る所も多いため、積雪の増加や路面凍結に注意するとともに、水道管の凍結にも注意が必要です。
25日~30日 日本海側は雨や雪 太平洋側は晴れの日多い
25日(水)以降は、最高気温・最低気温ともに平年並みの所が多いでしょう。この時季らしい寒さとなりそうです。北日本や日本海側では雨や雪が降りやすく、太平洋側では晴れて空気の乾燥する日が多い見込みです。年末にかけて行事が増えて、外出する機会も多くなりますが、お出かけの際はしっかりと防寒を行ってください。
日本気象協会 関西支社 堂本 幸代