【動画解説】9月も猛暑続く 暑さはいつまで?
きょう6日(金)も、西日本や東海、関東では35℃以上の猛暑日になったところがありました。名古屋では来週後半にかけて猛暑日予想が続くなど、各地で厳しい残暑となっています。この暑さはいつまで続くのでしょうか?
きょうも厳しい残暑が続いています。九州・沖縄から東北南部の広い範囲で30℃以上の真夏日となり、35℃以上の猛暑日を観測したところもありました。福岡県の太宰府では今年48回目の猛暑日となり、国内の年間猛暑日の最多記録を更新しています。
この先も、雨が降って気温の下がる日もありますが、晴れるところでは厳しい暑さが続くでしょう。8日(日)は、札幌で平年より7℃も高い31℃まで上がり、名古屋では37℃と体温を超えるような暑さになりそうです。名古屋では来週後半にかけても猛暑日が続くでしょう。
来週末から再来週にかけて、名古屋では32℃前後の日が続く見込みです。ただ、予報には幅があるため、予報幅の高い方で推移した場合、まだ猛暑日が続く可能性もあります。同じように、大阪でも今月の中頃までは、まだ猛暑日になる日がありそうです。東京は名古屋・大阪に比べたら低いものの、平年と比べると高く、昼間はまだ暑さが続くでしょう。
気温の高い状態は、今後もさらに1か月程度は続く見込みです。平年より気温が高くなる確率は、沖縄・九州~東北で80%以上、北海道は70%以上となっています。極端な暑さは次第に収まるものの、いつもの年よりは暑さが続くと考えて、体調管理は万全になさってください。 (気象予報士・石上沙織)