温暖な浜通りも雪景色 福島県内各地で積雪
8日の福島県内は冬型の気圧配置が続き、中通りと浜通りの一部で雪が降った。 いわき市では7日夜から雪が降り始め、平地や海岸沿いに雪が積もった。四倉海岸は砂浜が雪で真っ白に染まった。海岸で四倉地区のおたき上げをしていた緒方正則さん(77)は「砂浜に雪が積もるのはかなり久々だ」と話した。市内ではクローズとなるゴルフ場もあった。 会津も久しぶりにまとまった雪となった。福島地方気象台によると、8日午後2時までの24時間降雪量は檜枝岐村で45センチ、只見町で37センチを記録した。スキー場にとっては恵みの雪となり、南会津町の会津高原たかつえスキー場には3連休最終日に多くのスキー客が訪れた。 福島地方気象台によると、9日の県内は冬型の気圧配置は緩むが、気圧の谷の影響で曇りや晴れで、夜は会津を中心に雪や雨の降る所が多くなる見込み。