サンコロナ小田、超極薄オーガンジーの高級ブランド販売に本腰
また、「ヴィーナスオーガンザ」シリーズの一つである「モルフォテックス」は、帝人が2003年に開発した、ナノテクノロジー技術を使い、モルフォ蝶の羽根の構造を模して一本の糸の中にポリエステルとナイロンのポリマーを61層に重ねることで超複雑な発色・光反射を実現した伝説的な繊維素材で、すでに生産を停止している。サンコロナ小田は糸の全在庫を買い取り、「ヴィーナスオーガンザ」に使用している。現在はさらに細いモノフィラメントオーガンジーの開発にも着手している。
「ヴィーナスオーガンザ」は本日7日まで東京国際フォーラムで開催中の「JFWプレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)」で披露している。