40代ロックTシャツ論争に見る「自分が着たい服?or世間を意識した服?」“折り合い問題”への唯一の答え
清潔感があれば、自信を持っていい
人に不快感を与えない服装を総括すると、清潔感のある身なりということになります。 それは服のデザインの問題ではなく、服そのものの状態と露出度合いが大きく起因しています。 つまり、汚くみえる服でもなく、目のやり場に困る激しい露出でなければ、基本的にはどこで何を着ていても大きな不快感を与えることはそうそうありません。 なので、清潔感と露出度合いを意識できてさえいれば、自由に自分の好きな服を着ていてもOK。(場によっては露出がふさわしいケースもありますので露出がすべてNGということはありません) とくに冠婚葬祭といった特別なシーン以外はカジュアルな服装が主だっているので過度にこれは大丈夫かな…? と不安に思う必要もないのです。 なかには「こんな場所でそんな服を着て…!」といった個人的な価値観を押し付けるファッションポリスに出くわすかもしれません。しかし、そんな時こそ「自分の服装は人に不快感を与えていないのだから大丈夫!」と自信を持って、アイデンティティを発揮してくださいね。
美しい装いとは?
美しい装いとは、周りへの配慮と自分の個性を上手にブレンドさせることで生まれるもの。 行く場所、出会う人、背景やシーンによっても最適な着こなしが大きく変わるので簡単に正解を見つけられるものではないのです。だからこそ迷ってしまうことも多いのですが、それを含めてオシャレを考えるのって、とても楽しく豊かなことだと筆者は思います。 着こなしの正解が見えない時は、ぜひ引き続きファッション記事を参考にしてみてくださいね。 <文&イラスト/角佑宇子> 【角 佑宇子】 (すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105
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