電撃退社発表の関口メンディー、会見で生報告 メンバーは複雑心境「モヤっとする気持ちもある」
6月25日をもって大手芸能所事務所「LDH JAPAN」から退所することを4月30日に発表した、人気ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS」の関口メンディーが1日、都内で退社に関する会見を行った。グループのリーダー・白濱亜嵐、ボーカルの片寄涼太、数原龍友、パフォーマーの小森隼、佐野玲於、中務裕太も駆けつけ、グループの今後などを説明した。 電撃発表から一夜明け、メンバーからは複雑な心境が口をついて出てきた。白濱は「この決断に至るまで何度も話し合った。メンディー君のこれからを聞けば聞くほど、LDHに、このグループにいた方がいいのではと思った。今もそう思う。でも1人でやると決めた以上は、グループに戻ってくることはないと思っている。その意気込みで旅立ってほしい。ケンカ別れではないからこそ、モヤっとするものもある」と吐露した。 その上で白濱は「ファンの皆さん、リーダーとして7人のグループを守れなくてすいません。6人になって活動するけど、必死でグループを守っていきたい。心からメンディー君を応援したい」と決意を語った。 片寄は「寂しさが大きいです。でも、これほど強い意志があるのなら引き留められない。挑戦して見ることができる景色もある。メンディーさんを阻むことはできない」。数原も「メンディー君の話を聞いて、色んな思いを抱いた。今も半分半分です。新しい事に挑戦するのはすばらしい。素直に頑張って送り出すべきと思った。でも、LDHでも、夢はかなえられるのではとも思った。引き留められなかったのは悔やまれる」と話した。 中務は「すごく不安で眠れなかった。ファンには申し訳ないです」と頭を下げつつ、「最初はさみしいなって思いました。納得できないという感情も生まれたし、今も怒っているし、納得していない。このような感情が湧くのはメンディー君が大好きで、離れてほしくないから。メンディー君には、これからの活動で納得させてほしい」と率直な気持ちを語った。 小森は「7人でこのグループをやりたい気持ちもある。納得できない自分もいる。納得できるように自分たちも頑張りたい。後悔のないようにメンディーさんも歩んでください」。佐野も「本人も悩んでいるなとすごく感じていた。卒業の話は僕もさみしいなと思った。卒業してやっていくのは並大抵なことではない。そこにはすごい覚悟があると思う。お互い、表現者としての枠は変わらない。後輩も子どもも見てくれている。憧れる存在になりたい。グループに戻ってきたいとなったら、俺も頭下げるから」と声を掛けた。 メンディーは4月30日に公式サイトで退社を報告。「何者でもないどころか出来の悪い僕にチャンスを与え、愛を持って一から育ててくださったHIROさんをはじめ、事務所のスタッフの皆さん、GENERATIONSメンバー、先輩の皆さんや後輩たちに感謝をしてもしきれません。これからも芸能活動、エンタテインメントの世界に携わって参ります」とつづっていた。 メンディーはGENERATIONSの他にも、EXILE、ヒップホップユニット「HONEST BOYZ」、7人組ユニット「EXILE B HAPPY」を兼務しているが、6月25日をもっていずれも卒業する。
報知新聞社