ロシア、軍管区副司令官を拘束 収賄容疑、続く汚職摘発
【モスクワ共同】ロシア連邦捜査委員会は2日、軍装備品の契約に絡み2000万ルーブル(約3290万円)以上の賄賂を受領したとして、収賄容疑でレニングラード軍管区副司令官のワレリー・ムミンジャノフ容疑者を拘束したと発表した。タス通信が報じた。ウクライナ侵攻を続けるロシア軍幹部の汚職摘発が続いている。 発表によると、ムミンジャノフ容疑者は国防省で物資調達の責任者を務めていた際に、ウクライナでの特別軍事作戦実施エリア向けを含む軍服などの15億ルーブル以上の契約締結に関連して、民間企業から賄賂を受け取った。