能登地方で震度5弱 津幡町の70の女性が軽いケガ
石川テレビ
26日、能登地方で震度5弱を観測する強い地震がありました。この地震で津幡町の70代の女性が軽いケガをしました。 26日午後10時47分ごろ、石川県西方沖を震源とする地震があり輪島市と志賀町で震度5弱を観測しました。震源の深さは7キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.6と推定されます。各地の震度は輪島市と志賀町で震度5弱、七尾市、珠洲市、宝達志水町、中能登町、穴水町能登町、かほく市、津幡町、加賀市で震度4を観測しています。この地震の影響で北陸新幹線が富山ー金沢間で一時運転を見合わせ富山行きの「つるぎ」が倶利伽羅トンネル内で一時停止しました。 新幹線の乗客: 「石川県津幡町付近です。車内の停電はおよそ5分後に復旧しましたが列車は現在もトンネル付近で停車したままです」 北陸電力によりますと運転停止中の志賀原発では異常は確認されていないということです。 輪島市の避難所で暮らす人: 「怖かった、大きい地震やったね。みんなで起きてワーワー言っていた。またでっかい地震が来るんじゃないかなって」 今回の地震について地震学が専門の金沢大学、平松教授は… 金沢大学 平松良浩教授: 「今回地震が起こっている石川県西方沖には複数の断層帯、海底の活断層というのがあるので、また別の場所で今回と同程度、あるいはそれを上回る地震も可能性としては考えられる」 気象庁は今後1週間程度、同じ規模の地震への注意を呼びかけています。
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