甲山親方らが相撲健康体操で子どもたちと交流 過去には健康体操の指導をきっかけに小結・錦木が入門 …「日本橋SUMO WEEK」
東京・中央区にあるCOREDO室町で開催中の「日本橋SUMO WEEK」(来月5月12日まで)GW特別イベントに、大相撲の甲山親方(元幕内・大碇)と幕下・漣(さざなみ、伊勢ノ海)、幕下・将豊竜(時津風)が参加。集まった子どもたちと交流し、未来の関取誕生に期待を寄せた。 オープニングでは、相撲の基本動作の型を手本にした相撲健康体操を子どもたちに指導。甲山親方は「下半身を鍛えて、頑丈な体を子どもの時からつくってもらえれば、将来的にはいろんなスポーツに生かされる」と、相撲健康体操の効果を説明した。 その後は取組形式で子どもたちが力士に挑戦。参加した子どもたちは目を輝かせながら力士にぶつかっていった。将豊竜は「本当に元気いっぱいでしたね」と笑顔で振り返り、漣も「名前を聞かれて、そこから応援してくれたり、イベントのいいところですね」と交流を楽しんだ。 甲山親方は「まずは力士と触れ合ってもらって、相撲を感じてもらって、興味をもってもらえたら嬉しい」と、子どもたちが相撲に初めて触れるきっかけになることを期待した。過去には先代の伊勢ノ海親方(元関脇・藤ノ川)が相撲健康体操を教えに岩手県を訪れた際に、会場にいた小結・錦木(伊勢ノ海)をスカウト。そのまま入門に至ったこともある。「これでお相撲さんになりたいと言ってくれたら」。相撲健康体操から錦木に続く関取の誕生が待ち遠しい。
報知新聞社