「選挙結果を受け入れるのが民主主義」ハリス副大統領が敗北宣言 アメリカ大統領選挙 トランプ氏 政権移行に向け始動 バイデン大統領・ハリス氏と相次いで電話
TBS NEWS DIG Powered by JNN
アメリカ大統領選挙の投開票日から一夜明け、民主党のハリス副大統領が演説し敗北を認めました。一方、勝利した共和党のトランプ前大統領は政権移行に向け動き始めています。 記者 「ハリス副大統領が登場しました。これから敗北宣言を行うものとみられます」 民主党 ハリス副大統領 「今、皆さんは様々な感情を抱いていることだと思います。私も同じです。しかし、私たちはこの選挙の結果を受け入れなければなりません」 ハリス副大統領は「選挙結果を受け入れるのが民主主義の原則だ」と述べる一方、若者に向けて「絶望せずに、今こそ、未来のために力を尽くそう」と訴えました。 集会の参加者 「大統領職を引き継ぐのにこれほどふさわしい人物はいなかった。私たちにとって大きな失望ですし、大きな損失です」 ハリス氏は中西部ミシガン州でも敗北が確実になり、「ラストベルト=さびついた工業地帯」と呼ばれる地域の3つの激戦州すべてで敗れる厳しい結果となりました。 一方のトランプ氏は勝利宣言以降、メディアの前に姿を見せていません。 記者 「トランプ氏の自宅の前なんですけれども、選挙から一夜明け、支持者たちが集まってきています」 フロリダ州のトランプ氏の邸宅周辺に集まった支持者は。 トランプ氏の支持者 「とても幸せです。大好きです。ずっと支持します。ありがとう大統領!」 トランプ氏は来年1月の政権移行に向け動き始めていて、バイデン大統領やハリス氏と相次いで電話しました。 バイデン氏は円滑な政権移行に向けた協力を約束したということで、近く、トランプ氏をホワイトハウスに招いて会談する方針です。
TBSテレビ