広瀬アリス、涙のクランクアップ HYがサプライズ登場で主題歌生披露…月9「366日」17日最終回
女優の広瀬アリス主演のフジテレビ系月9ドラマ「366日」(月曜・午後9時)が17日、最終回を迎える。 同作品はHYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルラブストーリー。高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想(おも)い続ける壮大な愛の物語だ。 今月10日放送の第10話では、主人公の雪平明日香(広瀬)が、大阪転勤を前にした水野遥斗(眞栄田郷敦)に「遥斗が好き。大好き」と告白。やり直したいという思いを伝えたが、遥斗に受け入れてはもらえなかった。 傷心した明日香のもとに、吉幡和樹(綱啓永)がやってきて「俺も本音言っていい? 明日香が好き」と告白。その頃、大阪への引越し準備をする遥斗のアパートには宮辺紗衣(夏子)が来ていた。紗衣は遥斗に「本当は記憶戻ってますよね?」と聞くが、遥斗は黙ったまま。遥斗は事故後の記憶障害で、明日香と出会うまでの記憶しか戻っていなかったが、第10話ラストの紗衣の衝撃発言に、SNSでは「遥斗、記憶戻ってるの?」「衝撃の一言で終わった10話…」と大きな話題となった。 そして、最終回を前に広瀬、眞栄田、坂東龍汰、長濱ねる、綱啓永のクランクアップの模様が公開された。 5人の中で、最初に撮影を終えたのは眞栄田。スタッフからの「水野遥斗役、眞栄田郷敦さんオールアップです!」の声と共に花束を持って現れたのは、広瀬、坂東、長濱、綱の4人。同級生メンバーが集合し、知らされていなかった眞栄田はびっくり。主人公の恋の相手として王道のラブストーリーを構築しつつ、恋人との記憶を取り戻せないという役どころを見事に演じてきた眞栄田は「現場を止めてしまったこともあったかと思いますが、関わってくださったスタッフさん、キャストの皆さんと出会えたことが本当によかったなと思っています」と振り返った。 続けて、「また、ご一緒できるように頑張ります。その時は、さらに面倒くさくなってるかもしれないですが、またよろしくお願いします!」と話すと、スタッフたちから大きな笑いが。最終回に残された視聴者最大の疑問は「遥斗は記憶を取り戻しているのか?」ということ。第1話から最終回まで、物語を動かす重要な役割を担ってきた眞栄田はキャスト・スタッフ一同から盛大な拍手が贈られてのクランクアップとなった。 最後に撮影を終えたのは主演の広瀬。遥斗が事故に遭い、記憶障害で自分のことを忘れられてしまってからも、ずっと寄り添ってきた明日香だったが、遥斗に振られてしまい…。SNSでは、明日香と遥斗の恋路を「どうか良い結末を迎えますように!」と見守る視聴者が多数の中、最終話はどんな結末が描かれるのか? スタッフから「以上のシーンをもちまして、雪平明日香役、広瀬アリスさんオールアップです!」と声がかかると、同日に撮影をしていた坂東、長濱、綱が現れ、花束を贈呈した。 広瀬は約3か月の撮影期間を振り返り「皆さん、本当にお疲れさまでした! お世話になりました! 近年まれに見るハードスケジュールで、私たち俳優陣は、大変な日もあれば、ゆるい日もありますけど、スタッフの皆さんは朝から晩まで収録、撮休の日も打ち合わせがあったり。本当に大変な中、皆さんの明るい人柄にずっと救われていました」とまずはスタッフにねぎらいの言葉。 続けて、「そして、キャストの皆さん、本当に皆さんじゃなければこの12年間の物語を3か月で作れなかったと思います。本当に青春を味わうことができました」とその場にいる坂東、長濱、綱を始め俳優陣へメッセージを送った。 最後に「正直、個人的には悔しい思いをすることも多くて、まだまだだなと反省したりもしたんですけど、何歳になっても学びがあるっていいなと思っています。とりあえず皆さん、今日からはいっぱい寝ましょう(笑)! ありがとうございました!」と広瀬らしく元気に締めくくった。 スタッフから「本日をもって『366日』オールアップです!」と声がかかり、終了かと思いきや、最後にこのドラマならではの、とっておきのサプライズが起こった。 「『366日』、撮影お疲れさまでしたー!」という声と共に主題歌を担当するHYがサプライズで登場。バンドセットでのHYの姿を見て、驚きと共に、早くも涙ぐむ広瀬ら一同。Vo&Gt・新里英之が「16年前に生まれた僕たちの『366日』が、こういう風にドラマの主題歌になって、本当に心からうれしかったです。このドラマも心がすごく温かくなったり、切なくなったり、そしてすごく元気をもらいました。この『366日』が、キラキラと輝いて、また新しい歌に生まれ変わっていったと思いました。ラスト、ほんの気持ちですが、この歌を贈りたいと思います」と言うと、HYによる「366日(Official Duet ver.)」が生披露された。 キャスト、スタッフ一同はうっとりと聞きほれながら、最後は全員で合唱!HY「366日」とともに本作が本当のオールアップを迎え、キャスト・スタッフにとって忘れられない特別な一日となった。 ◆広瀬アリスコメント 「皆さん、本当にお疲れさまでした! お世話になりました! 近年まれに見るハードスケジュールで、私たち俳優陣は、大変な日もあれば、ゆるい日もありますけど、スタッフの皆さんは朝から晩まで収録、撮休の日も打ち合わせがあったり。本当に大変な中、皆さんの明るい人柄にずっと救われていました。そして、キャストの皆さん、本当に皆さんじゃなければこの12年間の物語を3カ月で作れなかったと思います。本当に青春を味わうことができました。正直、個人的には悔しい思いをすることも多くて、まだまだだなと反省したりもしたんですけど、何歳になっても学びがあるっていいなと思っています。とりあえず皆さん、今日からはいっぱい寝ましょう(笑)! ありがとうございました!」 ◆眞栄田郷敦コメント 「本当にありがとうございました! 現場を止めてしまったこともあったかと思いますが、関わってくださったスタッフさん、キャストの皆さんと出会えたことが本当によかったなと思っています。また、ご一緒できるように頑張ります。その時は、さらに面倒くさくなってるかもしれないですが、またよろしくお願いします!」
報知新聞社