「FINAL FANTASY」シリーズなどSQUARE ENIX MUSICのアナログレコードを一堂に展示!ゲームの世界により深く没入できる音楽体験へ
「SQUARE ENIX MUSIC」が贈るアナログレコードシリーズを目と耳で体感できる展示会が2月8日(木)~11日(日)の4日間、東京・表参道にあるギャラリー「STREET DREAMS STUDIOS TOKYO」にて開催されている。 【写真】STREET DREAMS STUDIOS TOKYOにて開催された展示会の模様
「SQUARE ENIX MUSIC Vinyl Exhibition Powered by STREET DREAMS STUDIOS TOKYO」と題された本イベントでは、1月31日に発売された新商品『FINAL FANTASY VII REBIRTH Vinyl』をはじめ、全24商品を展示。会場に入ると、壁面にはこれまでリリースされてきた数々のレコードが飾られており、華やかなヴィジュアルで目を楽しませてくれる。 まず目についたのは、やはり『FINAL FANTASY VII REBIRTH Vinyl』。2月29日発売予定の新作ゲーム『FINAL FANTASY VII REBIRTH』より厳選した楽曲を収録したアナログレコードだ。クラウド、ザックス、セフィロスの3人が凛と立つジャケットもクールだが、中に収められた盤はピクチャーレーベル仕様に。こちらにはエアリスとティファというヒロイン2人が各面に描かれており、その美しさに目を奪われるだろう。 近くには、同じく『FINAL FANTASY VII』関連商品である『FINAL FANTASY VII COMPILATION VINYL』や『FINAL FANTASY VII REMAKE and FINAL FANTASY VII Vinyl』も展示。どちらも手に取ってみると分かるのだが、アナログレコードならではのずっしりとした重量感に加えて、ゲームの世界観を具現化した装丁はまるで美術品のよう。現物に触れてみるとより一層この品々を入手して、部屋に飾ってみたいという欲求が強くなるはずだ。 展示された中では、『FINAL FANTASY XIV Vinyl LP Box』『FINAL FANTASY XIV Vinyl LP Box Vol. 2』も圧巻の存在感を放つ。それぞれ4枚組と5枚組のボックスセットとなっており、そこに収められているジャケットが壁面に並べられているさまは壮観。ゲームをプレイした人ならその記憶とともに名場面の数々が走馬灯のように浮かぶであろう、各ジャケットの幻想的なアートワークに惹きつけられる。 また、そのボックスセットのすぐそばには『FINAL FANTASY XIV』デザインのターンテーブルが鎮座。Technicsの名機・SL-1500Cをベースモデルとし、全体をブラック×ゴールドでまとめたボディに、『FINAL FANTASY XIV』を象徴する「メテオマーク」や「エオルゼア十二神」のシンボルをシックに配したデザインは高級感を漂わせている。他にもエオルゼアフォントの文字が使用されていたり、EP用アダプターがメテオマークの形になっていたりと、細部に至るまでこだわり抜かれたデザインだ。 『FINAL FANTASY XIV』サウンドディレクター・祖堅正慶のこだわりも詰まった本商品は、もちろん音の面に関しても徹底的に追求されている。安定した回転を実現するシングルローター型コアレス・ダイレクトドライブ・モーターを採用しているほか、音質に定評のあるMM型カートリッジを同梱。それに対応したフォノイコライザーアンプを内蔵し、PHONO入力のないオーディオ機器との接続も可能なため、多彩な機器と組み合わせて使用することができる。音質とデザイン性を両立させたハイエンドモデルでありながら、初めてレコードやプレーヤーに触れる人にとっても親しみやすい逸品と言えるだろう。 なお、会場内には視聴用のターンテーブルも4台設置(※上記とは別モデル)。展示されているレコードの中で気になるものがあれば、実際にプレイしてその音を体感することも可能だ。アナログレコードならではの温かみのあるサウンドで聴くことは、ゲームをしながら耳にするのとはまた違う音楽体験をもたらしてくれる。さらに美しいジャケットのアートワークをLPサイズで目にしながらその音を聴けば、自身の愛するゲームの世界により深く没入することができるだろう。今回の展示会を通じて、そんな可能性も秘めたアナログレコード作品の魅力の一端を感じられた。 本イベントは2月8日(木)~11日(日)にかけて東京で開催されているが、名古屋では2月9日(金)~2月18日(日)にかけて「SQEX CREATORS EXHIBITION」を中京テレビ本社1F(プラザC)で開催中。スクウェア・エニックスに所属する5人のアーティストによって描かれた、さまざまなゲームタイトルのアートが一堂に集結しているイベントだ。日本が誇る伝統とポップカルチャーの融合を体感できる企画展となっており、こちらも見逃せない。 ●photo/西槇太一 © SQUARE ENIX
TV LIFE web
【関連記事】
- 「音楽のテーマはダークファンタジーの王道」『FFXVI』音楽のこだわりをゲームコンポーザー・祖堅正慶・石川大樹・今村貴文に聞く【インタビュー前編】
- 「ゲームクリア後、タイトル画面の音楽に注目してください」ゲームコンポーザー・祖堅正慶・石川大樹・今村貴文に聞く『FFXVI』音楽のこだわり【インタビュー後編】
- 中村倫也がFF7への愛を熱く語るドキュメンタルムービー『生まれ変わるために』公開 未収録のインタビューも到着
- 『FFXIV』の名曲をピアノとバンドアレンジで体感!聞き比べられるだけでも満足度が高い『Forge Ahead: FINAL FANTASY XIV ~ Arrangement Album ~』レビュー
- 『FFXIV』のファンフェスが東京ドームで開催!THE PRIMALSの魂の演奏に数万の光の戦士たちが歓声で応える