季節のお花で日々の生活に彩りを加えて見ませんか？身に着けてもよし、お家に飾ってもよし。気軽に花を楽しむポイントを紹介します。 やってきたのは、宮崎市清水にあるお花屋さん”ハレとケ”。お店の名前には、ハレの日も日常も花を飾って過ごしてほしいという思いが込められています。 （尾田考美リポーター） 「お店に入ると綺麗な花が迎えて…いいですねー。オーナーの黒木祥子さんです。とても個性的な花が多い」 （黒木さん） 「週3回市場に行って自分がかわいいと思った花や、ビビッと来た花を仕入れている」 （尾田考美リポーター） 「花というとアレンジが人気。黒木さんおすすめのスタイルは？」 （黒木さん） 「私は、例えば5本の花を入れる時に、あえて違う種類の花やいろんな色をカラフルに入れるアレンジをおすすめしている。こんな感じです」 （尾田考美リポーター） 「すごく素敵。色味も種類も違うし、丈も違うけどこんなに素敵になる」 オーダーする時のポイントは…。 （黒木さん） 「性別や年齢はもちろん、贈る方のファッションや人物像を伺うことが多い」 例えば、かわいらしいイメージの方には、ピンクやフリルのある花を使って…。 クールな雰囲気の方には、色みを抑えたり、くすみ系の色の花を使用したりして…。 その人に合ったアレンジに仕上がります。 （尾田考美リポーター） 「こちらのコーナーには、器がいっぱいあって、見ているだけで心躍るギャラリーのよう。どういうサイズが使いやすい？」 （黒木さん） 「おすすめは口径が狭めのもので、高さが15センチ前後のもの。茎の長さが長いよりも短いほうが長持ち。口径が広いものより、狭い方が向きが安定するのでおすすめしています。水が汚れても目立たないように、色付きのものや曇りガラスタイプがおすすめです」 （尾田考美リポーター） 「さて、小さい器だと、こういう大物はなかなか手ごわい？」 （黒木さん） 「大丈夫です。細かく切り分ければ、小さい花瓶でも飾っていただけます。短く生けたものを窓際や壁際に並べるのもいいし、玄関やトイレ、いろんな場所に置いて、楽しんでいただければと思います」 高さは、器に対して2～3倍まで。あえて違う高さに生けたものを並べると、おしゃれな雰囲気になります。 花束をそのまま飾れるような高さ20センチ程度の器も持っておくと便利です。 そして、せっかく飾ったお花を長く楽しむ方法は…。 （黒木さん） 「管理のポイントは2つです。 ・毎日水を替えること ・その都度切り口を少しずつカットしてください。 そうすれば、花の持ちがぐっとよくなります」 （尾田考美リポーター） 「家に花があると、心が潤う気がする」 （黒木さん） 「そうですね。熱帯系のアンスリウムや、蘭系の花は、比較的長持ちする花なので、飾りやすいと思います。秋ですので、実ものや枝ものも多く出回る時期なので季節をぜひ楽しんでいただきたいと思います」