マイケル・ジャクソンの伝記映画のファーストルックが発表 マイケル役は甥のジャファーが演じる
キング・オブ・ポップとして今も多くの人から愛されているマイケル・ジャクソン。彼の伝記映画『Michael（原題）』の制作が現在進められているが、そのファーストルックが公開された。 【写真】劇的ビフォア＆アフター！ 映画のキャラで大変身した海外セレブ25連発
この伝記映画でマイケルを演じているのはジャファー・ジャクソン。マイケルの兄でジャクソン5のメンバーとしてマイケルと一緒に活動していたジャーメイン・ジャクソンの息子である。つまりマイケルの甥に当たる。80年代後半から90年代にかけてのマイケルにそっくりなビジュアルにファンからは驚きの声が上がっている。
プロデューサーのグラハム・キングはファーストルックとともに声明を発表。「ジャファーのすべての表情、すべての声、すべての動きがマイケルだ。彼は他の俳優にはできない方法でマイケルを体現している」とコメントしている。監督は映画『イコライザー』シリーズで知られるアントワーン・フークア。「ヘアメイク、衣装、撮影、振付、照明、すべてにおいて素晴らしいアーティストがこの作品のために集まった。しかし最も大切なことはマイケルを演じたのがジャファーだということだ。それは身体的な類似を超えている。マイケルの精神が魔法のように伝わってくる。それは体験してみないと信じられないものだ」と語っている。
このファーストルックを撮影したのは、マイケル本人のツアーを撮影したこともある写真家のケヴィン・マズール。「映画のセットに行ったとき、タイムスリップしたような気持ちになった。ジャファーのパフォーマンスを見て、これはマイケルだと思った」と語っている。
同作では父のジョーを『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』で今年のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされているコールマン・ドミンゴが、母キャサリンをニア・ロングが演じる。マイケルの遺産管理人で遺言執行人のジョン・ブランカ役にはマイルズ・テラー。脚本は『007 スペクター』などのジョー・ローガンが執筆した。全米公開は2025年4月18日の予定。世界的スーパースターとして音楽界に君臨する一方で薬物依存に苦しみ、整形疑惑が囁かれるなど光と陰を併せ持っていたマイケル。どのように描かれるのか全貌が明らかになるのを楽しみに待ちたい。
