【フィギュア】GPファイナル、シングルの出場選手決まる 女子は現行制度下で最多、坂本花織ら5人が出場
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズは23日、フランス・グルノーブルで12月に開催されるGPファイナルへ進出するシングルの選手が決定した。シングルはGPシリーズの順位によって与えられるポイントの上位6人が出場するが、日本女子の出場者は現行制度下での最多の5人。男子は2人となる。 女子は、第1戦・スケートアメリカを制した樋口新葉(ノエビア)、第2戦・スケートカナダと第4戦・NHK杯を連勝した坂本花織(シスメックス)、第5戦・フィンランド大会優勝の吉田陽菜(木下アカデミー)の進出が決まっていたが、NHK杯2位の千葉百音(木下アカデミー)が23日に終了した第6戦・中国杯でも2位となり、自身初のファイナル切符を奪取。スケートカナダとフィンランド大会で連続2位だった松生理乃(中京大)も上位6人に入った。男子はNHK杯とフィンランド大会を連勝した鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)に加えて、中国杯を制した佐藤駿(エームサービス・明大)が進出した。 カップル競技は、ペアでスケートアメリカを制した三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)の出場が決定。また、ジュニア・GPファイナルは、男子の中田璃士(TOKIOインカラミ)と高橋星名(木下アカデミー)、女子の島田麻央(木下アカデミー)、中井亜美(TOKIOインカラミ)、和田薫子(グランプリ東海ク)、ペアの清水咲衣、本田ルーカス剛史組(木下アカデミー)が出場する。アイスダンスはシニア、ジュニアともに日本勢の進出はない。
中日スポーツ