タイガース・前田健太、MLB通算1000K達成も3回持たず6失点KO 打線が6点差追いつき黒星は回避
● タイガース 8-9 ガーディアンズ ○ <現地時間7月9日 コメリカ・パーク> デトロイト・タイガースが同地区首位ガーディアンズに惜敗。先発した前田健太投手(36)は3回途中6失点と炎上したが、勝敗付かなかった。 前田は初回、一死からルーキーのマルティネスにキャリア1号となるソロ本塁打を浴び、先制点を献上。続く3番ラミレスに安打を許し、4番ジョシュ・ネイラーに22号2ランを被弾。3点を失う苦しい立ち上がりとなった。 2回表はMLB通算1000奪三振を達成するなど三者凡退で終えるも、3回表に再び3失点。先頭打者クワンへの四球と自身の牽制悪送球で得点圏に走者を背負い、3番ラミレスの適時打で失点。さらに二死二、三塁のピンチを招くと、6番ヒメネスに2点適時二塁打を浴びて計6失点。3回を投げ切れずにノックアウトされた。 タイガースは直後の3回裏、コルト・キースが8号2ランを放って反撃開始。3点ビハインドの6回裏にはジョバンニ・ウルシェラの3号2ラン、ジャスティンヘンリー・マロイの5号ソロが飛び出し同点。最大6点差を追いつき、前田の黒星を打ち消した。 試合は同点のまま延長タイブレークに突入し、タイガースは10回表に2失点。10回裏にはカーソン・ケリーの犠飛で1点を返し、さらに二死一、三塁の好機を作るも、あと一本が出ず敗戦。連勝が4でストップした。 この試合の前田は2回2/3、49球を投げて7安打、1四球、2奪三振、6失点という投球。現地時間5月24日のブルージェイズ戦を最後に8試合白星から遠ざかり、今季成績は2勝5敗、防御率7.26となっている。
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