＜三浦璃来＆木原龍一＞木原が腰椎分離症でリハビリの日々 三浦の支えに絆深まる「僕たちは2人で一つ」 りくりゅうペアが「情熱大陸」出演
フィギュアスケートペアの三浦璃来（りく）選手と木原龍一選手が、3月31日午後11時から放送されるドキュメンタリー番組「情熱大陸」（MBS・TBS系）に登場する。22歳の三浦選手と、9歳年上の木原選手がペアを結成したのは2019年。4年で世界チャンピオンまで上り詰め、国際スケート連盟の主要国際大会をすべて制して日本初の「年間グランドスラム」を達成した。 【写真特集】りくりゅうペア まるで親子のような関係？ ブラックコーデで登場
昨年10月、木原選手が「腰椎分離症」と診断され、主要大会を欠場。リハビリが続いた。氷上に立てるようになってからも、ジャンプは1回転を1日3回までに制限されたことも。「一人だったら押しつぶされるかもしれないけれど、璃来ちゃんがいてくれたので助けられました」と木原選手は笑顔を見せる。
心が折れそうになった時、隣にはいつも三浦選手がいた。冗談で笑わせたかと思えば、的を射た言葉で木原選手の背中を押す。危険が伴うペア競技において信頼関係が第一。心の絆が2人をさらに強くする。木原選手は「僕たちは2人で一つじゃないと成り立たない」と語る。最大のピンチを乗り越え、シーズン最後の大舞台、世界選手権に挑む。
