奥脇莉音「チームの方々と作り上げてきた時間は本当に貴重」

日本リーグファイナルステージで橋本総業は3位に。奥脇莉音は3位決定戦のダブルスで勝利に貢献（写真＝本人提供）

こんにちは。奥脇莉音です。今日は、日本リーグの結果をお伝えしたいと思います！ まずは、大会前の練習についてです。私はチームと試合前の2週間前から一緒に練習。初めから全員が集まってというわけではなく、海外遠征中の選手以外だけで集まり練習しました。最後の1週間でようやくメンバー全員が揃って練習でき、毎日がとても濃い時間を過ごしました。午前は橋本総業で練習、午後はチームに行き練習。という感じで練習漬けの日々でした。 【写真5点】奥脇莉音プロ @日本リーグ 毎日がタフでしたが、とても充実していて、楽しかったです。また、練習は一つ一つが刺激的で良い経験に。緊張した中で自分が意図したボールを打つこと、ミスをしないことを念頭にやり続けました。緊張し過ぎて最初は本当に全く入らず、練習試合でも自分のペースに持っていくのに時間がかかりましたが、最後はその中でも自分のやるべきことにフォーカスして、できるようになったと思います。 そして本番のファイナルステージ。橋本総業はブルーブロック1位通過でしたので、トーナメントの1回戦はなく、準決勝からのスタート。島津製作所様との準決勝で私は、プレーすることはなく応援という形で戦いました。感じたことのない緊張感に包まれた試合でしたが、プレーしている選手の姿はとてもカッコよく応援も次第に力が入っていました。結果は0-3で敗退。私たちは5ヵ月間優勝を目指して練習してきました。だからこそ、とても悔しかったです。 切り替えが難しい中でしたが、リコー様との3位決定戦に臨みました。結果は3-0で勝利し、私もダブルスで参戦しました！自分のことになってしまいますが、試合はとても楽しくできました。緊張感のある中で、今までやってきたことが本当に発揮出来たと思います。 まだまだ足りない部分も多いですが、自分の中で少し自信がついたように感じました。試合が終わると沢山の方に「とても良かった」と言っていただき、本当にうれしかったです！ 途中、大変な時期もありましたが、チームのメンバー、監督に支えられて乗り越えることが出来ました。チームのみんなとの最後の試合で勝利できたことをうれしく思います。 今回の日本リーグでは、少しでも頑張っている姿をいつも応援、サポートしてくださる橋本総業の橋本会長をはじめ、たくさんの方々に観ていただきたいという思いで挑みました。試合期間中、応援してくださっている方々の声やコメントがとてもうれしく励みになりました。最終的に、橋本総業は3位という結果でした。目標としていた結果ではありませんでしたが、これまでチームの方々と作り上げてきた時間は本当に貴重でした。胸を張って3位！と言えます！そのくらい私たちチームはやってきたんだという自信があります。 結果以上にと価値、意味のある5ヵ月間だった感じます。また、私は優秀選手賞に選んでいただき表彰を受けさせていただきました。初めての日本リーグで3位。さらに個人でも賞をいただけたことで、これからもっともっと頑張っていこうという意欲が湧いてきました。全てに満足しているわけではありません。正直、足りない部分、自分の未熟さに改めて気づかされました。だからこそ、この経験を活かして、個人戦も頑張りたいと思います。 この数日後にはインドへ。ここから再び個人での戦いが始まります。やってきたことを活かして、自分のプレーを毎日やり続け、目標に向かって頑張りたいと思います。 これからも応援よろしくお願い致します。