夏日の衣替え 金沢28・1度、輪島27・2度
石川県内は1日、高気圧に緩やかに覆われて晴れた。気温は高く、正午までに金沢で28・1度、輪島で27・2度を記録し夏日となった。学校や企業は衣替えを迎えたが、金沢市内では合服で通学する中高生に交じって夏服も多く見られた。 2日は寒冷前線の影響で正午前から雨が降り始める見込み。 ●9月、厳しい残暑 金沢地方気象台の観測によると、9月の県内の平均気温は、全11観測地点のうち金沢など5地点で過去最高を更新した。輪島など5地点で史上2番目の高さとなり、厳しい残暑が続いたことが示された。 9月の平均気温は金沢26・8度、小松26・4度、羽咋25・7度などで、平年を2~4度上回った。 月降水量は奥能登豪雨の影響により、輪島で平年の3倍以上となる739・5ミリ、輪島市三井で381ミリを観測し、いずれも過去最多となった。珠洲でも史上2番目の566ミリを記録した。