2回戦進出を決めたオーストリアのレベンコ

◇世界卓球2024（団体戦）　2月16～25日　韓国・釜山 　大会6日目、21日の男子第2ステージ（決勝トーナメント）1回戦が終了。 　日本男子の2回戦の対戦相手を決めるオーストリアと香港の一戦は、5番の最終ゲームまでもつれる熱戦の末、オーストリアに軍配。日本の対戦相手はオーストリアに決まった。 　香港はエース黃鎮廷が巧みな台上プレーから巧みにフォアドライブを打ち分け、2勝を挙げたが、オーストリアは3番で45歳の大ベテラン・ガルドスが0－2から逆転勝利。ラストではフォア面に粘着ラバーを使用する「アジアンスタイル」のレベンコが、林兆恒のフォア前へひたすらサービスを集め、ラリー戦で粘り強く得点を重ねた。最終ゲームは1－4でタイムアウトを取ってからの逆転勝利だった。

ゲラシメンコ（カザフスタン）は驚異の10連勝

　その他の試合では、インドが3－2でカザフスタンを下したが、カザフスタンのエース・ゲラシメンコは第1ステージから通算10勝0敗という負けなしの成績で、強烈なインパクトを残した。第1ステージで日本に敗れたチャイニーズタイペイはセルビアを一蹴し、続く2回戦でスウェーデンと相まみえる。

男子第2ステージ（1回戦終了時点）

2月21日 ●男子第2ステージ（決勝トーナメント）1回戦 　〈オーストリア　3－2　香港〉 　レベンコ　－12、－9、－3　黃鎮廷◯ ◯ハベソーン　4、12、－9、9　林兆恒 ◯ガルドス　－9、－3、9、6、10　チャン 　ハベソーン　－6、－5、－6　黃鎮廷◯ ◯レベンコ　6、－10、10、－8、8　林兆恒 　〈ルーマニア　3－0　イングランド〉 ◯E.イオネスク　10、5、7　ジャービス ◯O.イオネスク　－3、－8、8、8、8　ドリンコール ◯モビリアヌ　2、－10、7、7　ウォーカー 　〈デンマーク　3－1　ハンガリー〉 ◯グルーツ　－16、6、12、7　ラカトシュ ◯リンド　10、9、12　スーディ 　ラスムッセン　－10、9、－6、－10　アンドラス◯ ◯グルーツ　5、9、－9、5　スーディ 　〈インド　3－2　カザフスタン〉 　デサイ　9、－10、－8、7、－8　ゲラシメンコ◯ ◯アチャンタ　－6、－7、7、11、9　クルマンガリエフ ◯グナナセカラン　6、－5、2、7　ケンジグリエフ 　アチャンタ　－4、－9、6、－7　ゲラシメンコ◯ ◯デサイ　6、8、－8、7　クルマンガリエフ 　〈ポーランド　3－0　チェコ〉 ◯ディヤス　6、－7、5、9　マルティンコ ◯クルチツキ　5、8、－9、－6、12　ヤンカリク ◯レジムスキー　4、2、8　ベリク 　〈クロアチア　3－0　ブラジル〉 ◯ガチーナ　9、5、8　イシイ ◯プツァル　7、－3、8、－8、8　テオドロ ◯ゼリコ　6、7、8　イシダ 　〈チャイニーズタイペイ　3－0　セルビア〉 ◯荘智淵　8、3、－8、6　レバヤツ ◯林昀儒　4、10、12　ガチェフ ◯高承睿　2、4、7　イェフトビッチ 　〈イラン　3－0　シンガポール〉 ◯Ni.アラミヤン　－6、10、6、6　パン・イエウエン ◯No.アラミヤン　6、6、4　アイザック・クエク ◯ホダエイ　6、5、5　チュウ・ジェユ