リコシェの襲撃を受けたザックに声をかける海野

　新日本プロレスの海野翔太（27）が来年1月4日東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級王者ザック・セイバーJr.（37）に挑戦することが4日の大阪大会で急浮上した。 　海野はこの日の大会でSANADAとのシングル戦に勝利。メインでザックが鷹木信悟を下しV2に成功すると、次期挑戦者としてリングに登場した。 　会場からはブーイングも飛んだが海野が「自分は挑戦者だから、何も言わない。いつでもどこでも準備はできてる。チャンピオンであるザックさんが決めてくれ」と挑戦日時を委ねるとザックは「いつでもいいよ、頑張ってね」と受諾。例年のスケジュールでは大阪大会が年内最後のIWGP戦となっているため、年間最大興行での両者の激突がほぼ確実となった。 　さらにAEWのリコシェも加わり3者の争いとなると、海野はザックをデスライダーでKO。ベルトを高々と掲げると、会場からはまたもブーイングが発生した。それでも海野は「何を言われようとブーイングをどれだけ浴びようと関係ねえよ。俺はSNSと戦ってるんじゃねえんだ、リングで戦ってるんだ。ザック、いつまでも下に見てんじゃねえぞ。今の状況も、評価も、何もかもぶち壊して、必ずお前からベルトを取ってIWGP世界ヘビー級王者にになってやる」と揺るがぬ決意を表明。新時代のエースは逆境を跳ねのけることができるのか――。