出雲大社で「御煤払」 国宝本殿 ほこりきれいに 島根県出雲市
出雲大社(島根県出雲市大社町杵築東)で20日、歳末恒例の「御煤払(おすすはらい)」があった。国宝の本殿で神職が大笹やはたきを振るい、天井や梁(はり)、軒下などにたまった1年間のほこりを払い落とした。 【迎春準備】巳年も健やかに 出雲大社で迎春準備
千家尊祐(たかまさ)宮司が本殿で祝詞を奏上した後、身を清めた15人の神職が長さ4・5メートルの大笹と、竹に和紙を付けた大小のはたきを手にちりやほこりを払い、新年を迎える準備を進めた。 25日までに神楽殿や社務所など関係施設の大掃除をする。27日は井戸を清めて新年の若水をくむ「御饌井(みけい)祭」、31日に「大祓(おおはらえ)」「除夜祭」を営み新春を迎える。