紳士なナナミン、ブチギレ!「呪術廻戦」七海建人、空氣が震えるばかりの激怒は鳥肌シーンそのもの
常にクールでオトナだけど、実は肉体派でめちゃくちゃ強い呪術師・七海建人(CV:津田健次郎)。作中屈指の人気を誇る七海の名シーンといえば、仲間を傷つけられ珍しくブチギレを見せたアニメ第36話だろう。 【映像】血管ブチブチ!怒りまくる七海(16分ごろ~) 七海建人は、呪術高専出身の1級呪術師。一度呪術師を離れサラリーマンをしていたことがあるからか、オールバックの七三分けにスーツという出で立ちが特徴。常に冷静で物腰も大人だが、正義感が強く人情深い一面も持っている。 呪術師たちと呪詛師・呪霊たちがかつてない大規模な戦闘を繰り広げる「渋谷事変」で、そんな七海が珍しく普段の姿からは想像できないほど怒りをあらわにした。非戦闘員である補助監督の伊地知潔高(CV:岩田光央)が血まみれで倒れているのを発見した七海は、「なめやがって……」と振り絞るようにつぶやく。伊地知を襲ったのは、弱い者を喜んで痛めつける重面春太(CV:羽多野渉)。重面はその後も釘崎野薔薇(CV:瀬戸麻沙美)や伊地知と同じく非戦闘員の新田明(CV:徳井青空)をいたぶって楽しんでいた。 そこに七海が現れると、物凄い形相をしながら重面に向かってゆっくり近づいていった。「仲間の数と配置は?」と問いかけた七海に答えることなく襲いかかった重面だったが、七海はびくともしない。青筋を立てながら再び「仲間の数と配置は?」と問う七海に重面が「知らない」と答えるが早いか、七海は握った拳で渾身の一撃を重面に見舞った。 壁まで吹っ飛んだ重面のもとに歩み寄った七海は「仲間の数と配置は?」と繰り返す。答えない重面にさらに強烈なパンチを食らわせた七海は、「ここに来るまで何人もの補助監督が殺されていました。あなたですね」と重面を睨みつけると、力を込めた拳でトドメの一発を入れたのだった。 非戦闘員の仲間を殺され激怒する七海に、ネット上には「仲間の為に戦う七海さんマジ格好いい」「仲間想いのいい人だなぁ」「青筋立ててキレちらかすナナミンがかっこよかった」「ブチ切れナナミンの作画、キレっぷりが予想以上」と反響が続出。七海役の声優・津田の演技も「声色だけでここまで脅せるのやばすぎる」「ドスの効いたお声で言う『なめやがって』が大変よかった」と絶賛されていた。 現在配信中のアニメ「呪術廻戦」は、芥見下々氏によるシリーズ累計発行部数1億部を超える同名漫画が原作。今年9月に約6年半にわたる連載が完結したことも大きな話題となった。人間の負の感情から生まれる「呪い」と、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた物語は、“呪いの王”両面宿儺と肉体を共有することになった虎杖悠仁が“対呪い専門機関”である「呪術高専」に編入するところから大きく動き始める。 2020年10月から放送されたTVアニメ第1期は国内のみならず全世界で大きな反響を呼び、2023年7月~12月に放送されたアニメ第2期では、五条悟と最悪の呪詛師である夏油傑(CV:櫻井孝宏)の高専時代の物語「懐玉・玉折」と、第1期から続く時間軸の物語「渋谷事変」が描かれた。続編となる「死滅回游」の制作も決定している。 (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
ABEMA TIMES編集部