斉藤和義がドラマ初出演、ドラマ『ザ・トラベルナース』最終回で主題歌をサプライズ披露
斉藤和義が、本日12月19日に放送されたドラマ『ザ・トラベルナース』最終回のラストシーンにバックパッカー役でサプライズ出演した。 その他の画像 劇中では、フィリピンの病院で再会を果たした那須田歩(岡田将生)&九鬼静(中井貴一)が、丁々発止の口ゲンカを繰り広げながら練り歩く中、子どもたちに囲まれていた斉藤がふとギター片手に主題歌を披露。先週、公開された斉藤和義のMV「泣くなグローリームーン」には、岡田将生が出演しており、今回のコラボレーションに、岡田は「すべてがつながった感じがして、感無量です」と感激冷めやらぬ様子だったという。 斉藤も「いつもと全然気配が違うので、小恥ずかしいものがありましたね」と照れくさそうにしつつ、「場違いな感じだなと思いながらも、記念になりました!」と清々しい表情をしていたそう。撮影当日、斉藤は10代の頃から知る岡田の頼もしい姿に「何でもいける役者さんになってスゴいなぁ」と感慨を覚える一方、初対面にもかかわらず気さくに話しかけてくれる中井貴一に対しても「実在するんだ! ちょっと本気で好きになりそうです(笑)」と感激しながら、撮影を堪能したようだ。 ◎岡田将生(那須田歩・役) コメント 他の畑を汚したくないという和義さんのお気持ちはすごく分かりつつも、できることならドラマにも出演してほしいと思っていました。そんな中、僕が「泣くなグローリームーン」のMVに出演させていただいたことから、和義さんが恩返しのような形でドラマにも出てくださって、本当にうれしかったです。しかも、生で主題歌のメロディーも聴けるなんて…! すべてがつながった感じがして、感無量です。 和義さんは僕も思わず見惚れてしまうほど、色気のある方。また、撮影現場でもずっとお話をしていたかったなと思うくらい、いつも優しいオーラに包まれているんです。「和義さんの目線の先にはとても優しい世界が広がっているんだなぁ」と、今回さらに強く感じました。 ◎斉藤和義 コメント ――主題歌「泣くなグローリームーン」について、周囲で反響はありましたか? 最初に主題歌を作る時は、責任重大だなと思ったんです。でも、実際にドラマで流れ始めたら、自分のファンの方からも「前作からドラマが好きだったから、主題歌になってすごくうれしい」といった声がたくさん聞けて…。今は、よかったなと胸をなで下ろしています。 ――そんな中、最終回への出演オファーを受けた時はどう思われましたか? 実はドラマに出るのは初めてでして…。自分は“餅は餅屋”だと思ってるので、お芝居は恥ずかしくて、絶対無理なんですよ(笑)。だから、岡田くんが冗談っぽく「ドラマに出てほしい」と言ってくれた時も、「いやいや、それはな…」という感じだったんです。でも、うちのスタッフが「出た方がいい」と言うので、「マジっすか!?」と。岡田くんもMVに出演してくれましたし、セリフもなくて、ギターを弾くだけならいいか…ということで出演させていただきました。場違いな感じだなと思いながらも、記念になりました! ――実際に撮影に参加されていかがでしたか? いつもと全然気配が違うので、小恥ずかしいものがありましたね。あと、撮影チームの人数が多くてビックリしました。音楽の現場はこんなに大人数じゃないし、細かく撮っていくみたいなこともないので、勝手が全然分からず…。「こうやって撮ってるんだな。大変な仕事だねぇ」と新鮮に感じると同時に、「ギターを弾き始めるタイミングを逃したら、また最初からやり直しだ。そうなったら、この人数がまた動くのか。怖ぇ!」って思いました(笑)。 ――改めて、岡田将生さんと中井貴一さんの印象はいかがでしたか? 最初に会った時の岡田くんはまだ10代だったので、今日は改めて「何でもいける役者さんになってスゴいなぁ」と、感慨深いものがありました。と同時に、「相変わらず顔がちっちゃいな!」と思いました(笑)。中井さんとは今日初めてお会いして、「実在するんだ!」って感激しましたね。『ふぞろいの林檎たち』(1983~1997年)をはじめ、ずっと画面を通して見てきたスターですし、三谷幸喜さんの作品に出てる中井さんも大好きなので、お会いできて本当に光栄です。撮影の合間も気さくにいろいろ話してくださって、ちょっと本気で好きになりそうです(笑) ――最後に、視聴者の皆様へメッセージをお願いいたします。 『ザ・トラベルナース』は毎回、個々のキャラクターの奥行きがどんどん見えてきて、必ずうるっとしちゃうシーンがある。全体として深いテーマを扱っていますし、自分も毎回見ながら「スゴい脚本だな。よく考えるなぁ」と感心しています。自分の出演シーンに関しては、怖くてオンエアが見れないなって感じなんですけど(笑)、どうかドラマの邪魔になってないことを祈ってます。