【佐賀バルーンフェスタ】決定から一夜明け会場の片づけ始まる 週末の大雨で河川敷が冠水の恐れ 出店・イベントは全日程で中止 JRバルーンさが駅や駐車場も閉鎖 競技は河川敷を使わずに実施できるか協議
アジア最大規模の熱気球の国際大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は10月31日、開幕しましたが、週末の大雨で河川敷の会場が冠水する恐れがあるとして、会場での出店やイベントは4日までの全日程の中止が決まりました。決定から一夜明けた11月1日、会場ではテントなどの片づけに追われています。 【気象情報】福岡と佐賀で1日昼すぎから大雨の恐れ 特に福岡では2日朝~昼すぎ 佐賀では2日朝~昼前に非常に激しく降る見込み 土砂災害・低い土地の浸水・河川の増水や氾濫に警戒を 一方、バルーン競技飛行については1日と2日は中止となり、3日と4日は河川敷を使わないかたちで実施できるか協議するとしています。
1日午前、佐賀市の嘉瀬川の河川敷に設けられたバルーンフェスタの会場では、雨の中、テントや仮設トイレなどを片づける作業が行われています。 佐賀バルーンフェスタ組織委員会と熱気球大会佐賀運営委員会の発表によりますと、週末の大雨で河川敷が冠水する恐れがあるとして、会場での出店やイベントは4日までの全日程で中止となりました。 JRバルーンさが駅や駐車場も閉鎖します。 バルーン競技飛行は1日と2日は中止しますが、3日と4日は、河川敷会場を使用しない方向で実施できるか協議するとしています。 バルーンフェスタは熱気球から落としたマーカーを、いかにゴールに近づけるかなどの競技が行われ、15の国と地域から127機が参加する予定でした。
佐賀地方気象台は1日早朝、大雨と落雷及び突風に関する気象情報を発表しました。前線の北上と台風21号の接近に伴い、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。 このため佐賀県では、1日昼過ぎから2日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、特に2日朝から昼前に非常に激しく降り、大雨となる恐れがあります。 気象台は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。
▽1日に予想される1時間降水量(多い所) 佐賀南部30ミリ 佐賀北部30ミリ ▽2日に予想される1時間降水量(多い所) 佐賀南部 70ミリ 佐賀北部 70ミリ ▽2日6時までの24時間に予想される降水量(多い所) 佐賀南部150ミリ 佐賀北部150ミリ ▽3日6時までの24時間に予想される降水量(多い所) 佐賀南部150ミリ 佐賀北部 150ミリ