「赤毛のアン」アンサー・スタジオ制作で再アニメ化 「アン・シャーリー」Eテレで25年4月放送開始
ルーシー・モード・モンゴメリによる児童文学「赤毛のアン」シリーズ(村岡花子訳、新潮文庫刊)が再アニメ化され、「アン・シャーリー」のタイトルで2025年4月からNHK Eテレでアニメーションシリーズとして放送開始予定であることが分かった。アニメーション制作は「神之塔 -Tower of God-(第2期)」のアンサー・スタジオが担う。 同作は、カナダのプリンス・エドワード島を舞台に、老兄妹のマリラとマシュウに引きとられた孤児のアンが、豊かな想像力でまわりの人の心を変えていく物語。日本では1952年に翻訳版が出版されて以来長く親しまれ、79年に高畑勲監督によるテレビアニメ「赤毛のアン」が放送。09年放送のテレビアニメ「こんにちは アン ~Before Green Gables」(原作:バッジ・ウィルソン)では、アンがマシュウとマリラに引き取られるまでの物語が描かれた。 今回のアニメ化では、主人公のアンが大人へと成長する過程を、「アンとマリラ、マシュウという新しい家族の絆」「アンとダイアナの友情」「アンとギルバートのロマンス」の3つの要素を柱とした青春物語として描かれる。