樋口日奈、お気に入りは大容量の春雨サラダ「味に“恋”をしました」
元乃木坂46の樋口日奈が7日、都内で行われた10月9日(24時30分~)スタートのドラマNEXT『私の町の千葉くんは。』(テレ東系)の記者会見に登壇。ドラマ撮影のエピソードから、ドラマにちなんだ質問として投げかけられた「人や物に“スコーン”と衝撃的に恋に落ちた経験」、自身の初恋を振り返った。 【写真】井桁弘恵、山下幸輝、樋口日奈、犬飼貴丈『私の町の千葉くんは。』記者会見の模様 原作は「2020年 anan マンガ大賞」準大賞を受賞した、おかもととかさ氏による同名作。かつて通っていた高校で教師をしている主人公・マチ(井桁弘恵)のクラスにやってきたイケメン転入生・千葉悠人(山下幸輝)が、マチの高校時代の初恋相手・千葉悠一(犬飼貴丈)の弟で、高校時代の彼に瓜二つ。マチの初恋の記憶が蘇る中、とある飲み会で悠一とまさかの再会を果たす。見る度に初恋を思い出し目が離せない弟・悠人と、高校時代の憧れで初恋相手の兄・悠一のイケメン兄弟に振り回されるトライアングル・ラブストーリー。 記者会見には、井桁弘恵、山下幸輝、樋口日奈、犬飼貴丈が出席。樋口は、主人公マチの同僚で友人・みどりを演じる。 原作と脚本を読んで樋口は、「初恋の人に時を経て再会するという憧れのようなシチュエーションで、そこに弟くんとも出会ってしまうという、新たなエッセンスが加わって、すごくドキドキワクワクが止まらない展開だなと思いました。原作では私が演じるみどりも、マチに対してアドバイスをズバズバ言うのですが、自分の恋となるとみどり自身も模索中だったり、恋愛のスタート、初恋の記憶の濃さとか濃密さって人によって、いろんな種類があるんだなと、台本と原作を読んで改めて感じました」と本作の感想を述べた。 みどりを演じるにあたって、「みどりは常に偏りのない視点を持っていて、マチに対して達観して物事を見ながらアドバイスをします。恋愛の話となるとガールズトークのようにわちゃわちゃ盛り上がったりするのですが、そういう時間も大切にしつつ、偏りのない視点を持っているみどりとして、冷静な気持ちを持つことを心がけました」と演じるにあたり考えていたことを語った。 共演シーンの多い井桁との現場エピソードとして、「井桁さんと初めましての時にあだ名を決めました。“ゲタさん”、“グチさん”と呼び合おうと初日に決めたのですが、私はちょっと恥ずかしくて、私はゲタさんと言う時に、頭の中で小さい『ィ』をつけて『ィゲタさん』と呼んでいます。まだ撮影が残っているので、その間にはっきりとゲタさんと呼べるようにしたいと思っています」と話すと、井桁は「私はグッチって勝手に変えて呼んでいます(笑)」と2人の良い関係性が垣間見れた。 記者会見後半では2択質問コーナーを実施。1問目の「頭で考えて恋愛をする派」、「本能のまま心で恋愛をする派」の2択の質問に、自分は本能タイプなんじゃないかと話す樋口。「本能と言いますか、直感を大事にすると思うのですが、初めは直感で入って、自分が『この人だ』と思った気持ちが間違いじゃなかったんだと自分に言えるように、そこから頭で考えて、たぶん無理やりにでも『この人だ!』とするんじゃないかなと思います。初めは直感、そこから頭で考える、二刀流という感じです」と自身を分析。 2問目は、本作で“スコーン”というテロップとともに恋に落ちる描写にちなんで、「今まで人や物に“スコーン”と衝撃的に恋に落ちたことがある?」という質問に樋口は、「食べ物なのですが、私は1度これだと思った食べ物があったら、ずっと同じものを頼んでしまいます。1度スコーンと来たら、私の中ではそれが1番になるんです。メニューもご飯屋さんに行ったら10秒もかからずに決められるぐらい、食べ物に関しては一瞬で恋に落ちてしまいます」と話し、今は近所のスーパーに売られている大容量の春雨サラダがお気に入り。「すごく美味しくて、毎日食べられるぐらい、スコーンと味に恋をしました」と一途な食への想いを述べた。 3問目は初恋は実ったか実らなかったかという問いに「実った」と回答した樋口。「小学生の時、素敵だなと思っている子から、私のランドセルにお手紙が入れられていて、それが真っ黒な手紙で消しゴムで削ると文字が浮かび上がるみたいな感じでした。そこには「スキ」ってカタカナで書いてあって、淡い思い出です」と微笑ましいエピソードを明かした。 学生時代の先生との思い出について聞かれた樋口は、「このドラマで先生役として出演されているチャンス大城さんが、初めてお会いした気がしないぐらい、私が通っていた学校の保健体育の先生とそっくりすぎて(笑)。今回ご一緒して、不思議な気持ちです。チャンス大城さんを見ると懐かしくなります」とチャンス大城に親近感を感じているようだ。